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シャドーハウスアニメ2期の内容はどこから?原作漫画との違いをネタバレ

シャドーハウス

シャドーハウスアニメ2期を楽しみにしている方、少し不安な方、それぞれいろんな思いを抱えながら待っているのではないでしょうか?

かくいうわたしも、1期ではアニメオリジナルの展開がいくらかあったので、それが今後どう響いてくるのか、ワクワクそわそわしている一人です!

シャドーハウスアニメ2期はどう展開していくのでしょうか?

目次
 

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シャドーハウスアニメ2期の内容はどこから?

まず、アニメ1期のシャドーハウスは、原作で言うところのどこまで進んだか覚えていますか?

1期の最後11~13話がオリジナル展開になったため、混乱された方もいるのではないでしょうか。

ストーリーの進み具合は、原作で言えば『エミリコとその同期の洗脳が解けた』ところまでです。

ただ、原作とアニメとではその経緯が少し変わっています。

エミリコの洗脳が解けるところまでは原作通り

原作通りだったのは11話の「エミリコの洗脳を解くところ」までです。

マリーローズがすす病になったときの対処を参考に、とにかく吐くまでエミリコに水を飲ませ、なんとか洗脳を解きました。

しかし、その後はアニメオリジナル展開です。

特にショーン、リッキー、ルウの洗脳が解ける流れが変わったことは念頭に置いて2期に臨んだ方が良いでしょう。

その『原作との違い』が2期以降の展開に微妙な差を出すかもしれないからです。

エミリコが『顔のない人形』にさらわれた!

突然の急展開でみんな驚いたと思います。

原作勢としては、1クールアニメということで

「キリが良く『お披露目』が終わるところで最終回だろう」

と予想していたところで、数話を残してお披露目が終わっただけでも驚きだったのに、

「その先まで進むのか?どこまで進むんだ?」と思っていたところで突然のオリジナル展開。

ぴよきち

エミリコがさらわれた!? 犯人はいったい誰なんだー!?(棒読み)

手紙はケイト→ジョンではなく、ジョン→ケイト

原作ではジョンに『生き人形が人間』であることを伝えるため、ケイトからジョンへ手紙を渡していました。

その中に「ジョンだけが頼りなの」という一文があったため、ジョンは洗脳されたショーンの影響を受けそうになるたびにその一文に必死にすがってなんとか洗脳から逃れるシーンがとてもおもしろ…いやいや、鬼気迫るものがありました。

アニメでは逆に、ジョンからケイトへ部屋に訪れるよう促す手紙となっています。

最初は驚いた改変でしたが、その手紙のおかげで部屋に潜んだケイトは偶然にも目の前でショーンが洗脳から解かれるところを確認できる運びとなりました。

「ジョンだけが頼りなの」に悶えるジョンが見られなかったのは残念でしたが、展開を思えば仕方ありません。

原作では、エミリコがショーンとコンタクトをとって、洗脳が解けたことを確認するのに、そのエミリコがさらわれてしまったのですから。

ぴよきち

まったく、いったい犯人は誰なn(ry

犯人はエドワード

なんと意外なことに、エミリコをさらった犯人はエドワードでした。

な、なんだってー!?

驚きましたね。びっくりですね。

まさかよりにもよってエドワードだなんて、信じられない!

いったいどうして!?

とは思いませんでしたが、エドワードの動悸は「ケイトが何を企んでいるのかをエミリコから聞き出すこと」。

原作でも早々にケイトに目をつけていたエドワードですが、

アニメエドワードはより大胆ですね。

ぴよきち

表情がより怖い気がするのはわたしだけでしょうか・・・

ケイト達同期全員でエミリコ奪還作戦

ピンチに直面するとより強くなるのが仲間意識というもの。

ケイト、ジョン&ショーンだけでなく、パトリック&リッキー、ルイーズ&ルウ全員で密かに集まり、エミリコ奪還作戦開始です。

その作戦の流れでリッキーが「なんであんな生き人形(エミリコ)のために」と言ったことにパトリックが「あんな行き人形じゃない。エミリコだ。そしてお前はリッキーだ」と言ったこと。

ルイーズがルウに

「今回はたまたまケイトが狙われたけど、もしかしたらルイーズが狙われていたかもしれない。

それってルウがさらわれるってことでしょう?

ルウには絶対に手出しさせない。」

と言ったこと。

主人が生き人形である自分たちの『個』を認めている、という事実が、リッキーとルウの洗脳も解いていきます。

原作と比べてあっさり洗脳が解けたことに拍子抜けしてしまった方もいたかもしれませんが、限られた尺の中で、オリジナル展開を不自然に邪魔しないように、それでも大事な真髄を外さなかったこの経緯は、わたしとしては十分納得できるものでした。

危ういところをリボンのモーフに助けられて間一髪!

その後、ケイトとジョンはそれぞれ『顔のない人形』に扮して『おじいさまと共にある棟』に忍び込みますが、エドワードが真似たエミリコの声に誘い出されたケイトがエドワードに追及されたところを白いリボンを付けたモーフが手助けしてくれ、間一髪でエミリコと共に逃げ出します。

別ルートで進入したもののアイリーンたちに追いつめられたジョンと合流し、

棟の屋上からケイトの煤能力で飛び、

それをジョンパンチの威力で後押しして、

ケイトとエミリコはなんとか『子どもたちの棟』まで逃げ延びることができました。

もちろんそれを、アイリーンのすすの鳥でエドワードが追いかけますが(その鳥にジョンもちゃっかり乗って帰還)、

エドワードが『子どもたちの棟への侵入』という違反を犯したことをルイーズが星付きに報告したため、エドワードが逆に追及される側へ。

この件はおじいさまにも報告されましたが、おじいさまの恩情で厳重注意で終わり、

エドワードは『3階のクズども(エドワード談)』とケイトに恨みを抱きながら、2期へと続くのでした

 

アニメシャドーハウス2期はどうなる?

さて、アニメ1期の終盤、特に原作とアニメとの差異を思い出せたでしょうか。

原作ではこの後

・すす能力の掘り下げ

・星付きたちの掘り下げ

・喜びの会

・館の謎を知る人物の反乱

等々、『謎』に迫っていくために明らかになることが目白押しです。

もちろん忘れてはならないのは―――そしておそらく、原作勢が一番気にしているのは

ローブ様の扱いはどうなるのか!?

もう、これが気になっていない原作勢はいないでしょう!?

アニメでは出番が無くなってしまったローブ様!

そりゃあローブ様が実際に大きく絡み始めるのは2期以降なので、1クールアニメとして成り立たせるために伏せざるを得なかったのはわかるのですが!

あそこでローブ様が登場しないなら、その後どうやって絡んでくれるんですかー!?

ローブ様とは

説明もせずに心の叫びがだだ漏れてしまって失礼いたしました。

原作未履修の方にはわけがわかりませんよね。

実は遡ること最初の方…エミリコがようやく部屋の外に出始めた頃を思い出してください。

エミリコ、ラム、ショーンの3人で夜の見回りをしていたとき、

原作の方では3人を導いてくれたある人物がいるのです。

名前は明かされず、顔まですっぽりとローブで隠されていたため、エミリコたちは『ローブ様』と呼んでいました。

このローブ様が夜中に徘徊していた理由、そしてその正体が、2期以降の展開にとても大きく関わってくるのです。

…が、1期までの展開には正直、あまり関係ありません。

1期で下手にローブ様を出してしまうと「意味ありげに出ておいてその後音沙汰無いままアニメ終了」となってしまうため、出番を削られてしまったのでしょう…

しかし、2期以降はこの『ローブ様』なくては話が展開しません!

それくらいの重要人物です。

そのローブ様がどのように初登場し、ストーリーに絡んでくるのか…

原作勢の動揺と期待を意識してか、アニメ2期の公式サイトTOPにも堂々とローブ様が描かれているので、アニメ制作陣も気合を入れていることと思います!

原作未履修の方々もどうぞ、ローブ様に注目してください!

シャドーハウスアニメ1期と原作漫画の評価

上記にまとめた以外にもアニメオリジナルの展開はありましたが、

個人的に印象的だったのは、実は第一話です。

アニメの第一話…特に冒頭で作品の『謎』に迫る部分をいきなり惜しげもなく出してくるので、原作勢としてはかなり面喰いました。

何故なら、原作では最初の6話まで、話は常に『ケイトの部屋の中』だけで完結していて、外の世界なんて匂わせもしなかったのです。

わたしは当初、てっきり「この狭い空間で不思議な存在との二人暮らしをほのぼのと描いていく、特殊な雰囲気の漫画」なのかと思っていたため、

エミリコが窓掃除のために外に目を向け、別のシャドーと生き人形を見つけたときは、

エミリコと一緒に「外の世界があるんだ!」と驚いたほどなのです。

それが、空を羽ばたく黒い鳥、汽車、コーヒーに洗脳された子どもたち、横たわる子どもたちにまとわりつくモーフ…と、

原作ではお披露目のゲームが始まるまで片鱗さえ見せなかった情報が第一話の開始一秒からドバドバと出てきて『明らかに不穏で不自然な館』という舞台設定を説明されて、戸惑いを隠しきれませんでした。

これはひとえに『連載漫画』と『アニメ』の違い、ですね。

原作は毎話20ページ弱の連載漫画なので、『ふしぎなほのぼの日常マンガ』の体で数話稼ぎながら、

徐々に、徐々にと話の深みを増し、エミリコの理解と共に世界を広げ、

気づけば『不穏で不自然な館の謎に迫るゴシックミステリー』へと変貌していく、という演出も魅力的ですが、

毎話30分もあるアニメでそれをやってしまうと、最初のつかみが弱く、あまりにも退屈になってしまう。

そこで思い切って一番最初に「この作品はこういうミステリーです」とわかりやすく提示したのでしょう。

そのため、アニメ1話の中に原作序盤をぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅーっとかなり凝縮する形となりましたが、

そこでさらに「エミリコの名づけ」というアニメオリジナルのシーンをいれることで、

駆け足ながらも二人の関係性を強く印象付けることに成功したのです。

シャドーハウスのアニメは、改変も多いですが、

どれも『毎話20ページ弱の連載漫画』を『毎話30分の1クールアニメ』に落とし込むために計算されたものばかりで、

不必要な改変は一切なかったので、わたしとしては納得でき、アニメはアニメとして楽しめています。

それに、大事な大筋は変えずにいてくれていることにも安心しています。

 

まとめ

アニメではどのような展開になるのかわかりませんが、 アニメ2期以降はより『シャドーと館の謎』に迫っていくことは間違いありません!

この不思議で、独特で、魅力的な世界にどんな真実が隠されているのか…

楽しみに待ちましょう!

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