ゲームさんぽといえば、ライブドアニュースの看板番組であり、チャンネル名も『ゲームさんぽ/ライブドアニュース』とされていました。
それが突然、2023年2月にチャンネル名が『ライブドアニュース』のみとなり、同じタイミングで堀江貴文氏の動画が連投されたことからファンの間で大きな混乱と反発を招いた事件が記憶に新しいことと思います。
あの騒動の後、ゲームさんぽはどのような変遷をたどっているのでしょうか。
ライブドアニュースではもうゲームさんぽが見られないのでしょうか。
いいだ氏の『ゲームさんぽ/よそ見』とはどんな内容なのでしょうか。
気になるゲームさんぽのその後をここにまとめます!
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ゲームさんぽ/よそ見とは?
ライブドアニュースがチャンネル名から『ゲームさんぽ』の文字を外した2023年2月、ゲームさんぽを主に担当していたいいだ氏、マスダ氏両名が同年同月末に退社することも告知されました。
マスダ氏は以前から志望していたゲーム業界に挑戦するということでしたが、いいだ氏は具体的な進路をぼかしながらも『ゲームさんぽは個人的に続けていく』と、その点だけは強く主張していました。
ゲームさんぽのための株式会社発足
そして同年5月18日。
いいだ氏は株式会社よそ見を発足し、『ゲームさんぽ/よそ見』という新たなチャンネルを立ち上げたのです。
いいだ氏は「ゲームさんぽを個人の趣味で続ける」のではなく「ゲームさんぽをメインにした会社を立ち上げ」たのです!
実際にゲームさんぽ動画があげられる前に
- 『【ただの雑談】「転職するか迷ってます」って相談が来たとき名越先生100%背中押してない?って話』
- 『【おしらせ】新ゲームさんぽ 今後の予定と「デザイン決定会議」』
という二つの動画があげられました。
退社を告知したときは円満退社を強調されていましたが、これらの動画を見ると、退社事態は円満でも、そこに至るまでにやはりいろいろ、企業の一企画として「ゲームさんぽ」と言う特殊な企画を運営するのは多くの制限があったのだろうなぁ…と察することができます。
最初の動画はデトロイト
実際、最初に挙げられたゲームさんぽ動画『【復活ゲームさんぽ】ヒトの「万能感」を助長する未来社会の闇/続・精神科医×デトロイト#01』の中で気になる会話がありました。
実はライブドアニュースで挙げた最初のゲームさんぽ3作品の内の一つもデトロイトを精神科医名越先生と扱った『【ゲームさんぽ/Detroit: Become Human】精神科医・名越康文さんが登場キャラを分析! 驚くほど繊細なアンドロイドの心理が明らかにされていく…!』でした。
新たに『ゲームさんぽ/よそ見』で挙げられたデトロイト動画によると、ライブドアニュース版はどうやら収録した内容を大きくカットされ、お蔵入りにされてしまっていたようなのです。
しかし、それと同じゲームを同じゲストで、新会社発足直後に真っ先に着手したところからして、
ライブドアニュース版のデトロイト動画で実現できなかったことこそいいだ氏(もしかすると名越先生も)がゲームさんぽをするうえで譲りたくなかったことだったのかもしれません。
もちろん、ゲームさんぽ/よそ見はデトロイト動画以外にも『HUMAN Fall Flat×物理&工学』なども投稿されているため、今後も多岐にわたる様々なゲームさんぽを作ってくださるようです。
ただ、いかんせん立ち上げたばかりの会社で、収録も編集もいいだ氏がされているようなので、更新ペースはのんびりでお待ちくださいますようお願いいたします。
マスダさんは?
ちなみに同時退社したマスダ氏のゲームさんぽはもう見られないのか、と心配するファンも多いのですが(私もその一人です)、
マスダさん曰く、単純に家が近所なのでそのうちひょっこり参加する気満々なようです。
今は新しいお仕事が大変でしょうから、無理せず気が向いたときに現れてくれるのを気長に待ちましょう!
ライブドアニュースのゲームさんぽはどうなった?
ゲームさんぽの主軸であったいいだ氏マスダ氏両名が抜けたことでライブドアニュースのゲームさんぽの存続が危ぶまれましたが、
ゲームさんぽは何もお二人だけで運営していた企画ではありません。
今までに携わっていたスタッフを主軸に、普通にライブドアニュース版ゲームさんぽとして存続しています!
ゲームさんぽは誰がやってもいい
そもそもゲームさんぽは、なむという方が個人で発案、発足した形式です。
発足人のなむ氏ご自身が
ゲームさんぽは誰でも参加できる
https://www.saynum.com/
オープンなプラットフォームを目指しています。
と公言され、ゲームさんぽの基本ルールもオープンにされています。
なんのノウハウも後ろ盾も専門知識も無くても、複数人で一緒にゲームし、クリアを目指すのではなくゲーム内でそれぞれが気になるところをしゃべりあうだけで成立するのがゲームさんぽという遊びです。
つまり、ゲームさんぽはライブドアニュース所有のものではないので、いいだ氏が会社を立ち上げても、ライブドアニュースが続けていても、何も問題ないことになります。
条件さえクリアすればだれでも無料で使えるという緩い商標登録出願中らしいので、動画を上げる際はなむ氏のHPをご確認くださいね!
円満退社は本当っぽい
前述したゲームさんぽ/よそ見のデトロイト動画を見ると
「それはそれとして、いいだ氏脱退後のライブドアニュースがゲームさんぽを続けることに双方にわだかまりはないのだろうか」
と心配になる方もいるかと思います。
しかし、心配ご無用。
ゲームさんぽ/よそ見の『【ゲームで実験】物理&工学を『HUMAN Fall Flat』で学んじゃお/ゲームさんぽ』という動画でいいだ氏と共演しているもう一人の案内人東大ゲー研ホドウ氏は、今もライブドアニュース版ゲームさんぽを担当しているスタッフのお一人です。
よっぽど円満でなければ、退社した元同僚の会社で自社と同じ仕事したりしませんよね!
恐らく、会社の方針等は差異があったかもしれませんが、現場スタッフ同士の仲は良好なのではないかと察せられます。
いいだ氏が脱退するときも、過去のゲームさんぽ作品に携わった多くの専門家が応援の声を寄せ「いいださんのゲームさんぽにも出演したい」旨を名言する人も少なくありませんでした。
ライブドアニュース版もよそ見版も、それぞれが切磋琢磨し魅力的なゲームさんぽを繰り広げてくださることを期待しています!
まとめ
主軸になるお二人の突然の脱退で存続の危ぶまれた人気動画「ゲームさんぽ」ですが、
ライブドアニュースはライブドアニュースで、残ったスタッフで継続し、
いいだ氏はいいだ氏で、ゲームさんぽメインの会社を設立して新たなゲームさんぽを始められました。
ファンからすれば、今まで以上に幅の広いゲームさんぽを見られるようになった、ということになりますね!
今後も双方のゲームさんぽがそれぞれの良さを発揮してくださることを楽しみにしています!