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【ゲーム】リトルナイトメア3が炎上?どんな内容?前作履修は必要?

リトルナイトメア3』は、2025年10月に発売されました。

「子どもの頃の悪夢」から着想を得た独特な世界観の二作『リトルナイトメア』『リトルナイトメア2』の続編ということで、Nintendo Switch2が発売された後であることもあり、よりスペックの高い新たな『リトルナイトメア』の世界を楽しみにしていたファンも多いことでしょう。

ところが、『リトルナイトメア3』は、どうも今までの『リトルナイトメア1、2』とは違うところがあり、クレームも多いようです。

『リトルナイトメア3』は、炎上しているのでしょうか。その理由はどんなものなのでしょう。

前作までと何が違うのでしょうか。

そもそも、前作までの履修が必要なのでしょうか。

ここでは『リトルナイトメア3』の気になる情報をまとめてみます。

目次
 

『リトルナイトメア3』が炎上?

https://x.com/LN_JP

『リトルナイトメア1、2』とファンを増やして来たシリーズですが、『リトルナイトメア3』で今までと勝手が変わってしまいました

それは何故か、と考えるときに避けては通れない話題があります。

開発元が変わった

実は今回の『リトルナイトメア3』だけ、開発元が変わりました

『リトルナイトメア1、2』は、スウェーデンのゲーム開発スタジオTarsier Studiosが作り、バンダイナムコエンターテインメントから販売されました。

Tarsier Studiosは2019年に買収されましたが、『リトルナイトメア』の権利は所有者に残り、

2021年に発売された『リトルナイトメア2』もTarsier Studiosの名で開発されています。

それが今回、Tarsier Studiosの手を離れ、バンダイナムコエンターテインメント『リトルナイトメア3』を開発、販売したのです。

開発元自体が変わったため、今までと勝手が変わることは多くの人が覚悟していましたが、やはりゲームは手に取って見なければ評価できません。

実際に発売され、プレイした方々は、やはり様々な点に「今までとの違い」を感じたようです。

しかし、今回困ったことに、『リトルナイトメア3』への不満を『リトルナイトメア1、2』の開発元Tarsier Studiosへ向ける人たちが続出しているそうです。

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ちょうど『リトルナイトメア3』と同時期に『REANIMAL』という別のゲームをTarsier Studiosが開発していたことも、良くも悪くもファンを刺激してしまいました。

まだ体験版とはいえ『REANIMAL』もまた二人での協力プレイが売りのゲームであることもあり、両者を比べ『リトルナイトメア3』をおとす発言をするユーザーも出てしまったのです。

Tarsier Studios側は、バンダイナムコエンターテインメントに対し、ゲーム製作会社同士リスペクトと信頼を寄せていることを宣言しています。

元々手掛けていたチームに続編を作ってほしかった、というファンの気持ちもムリの無いことですが、『リトルナイトメア3』と『REANIMAL』は別のゲームですので切り離して考え、『リトルナイトメア3』への不満をTarsier Studiosに向けても何も改善されないことをご理解ください。

 

『リトルナイトメア3』の評価

Steamのレビュー欄を見ると、総合評価は「賛否両論」高評価と悪評価が拮抗しているようです。

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悪い評価

悪い評価は、前作までと比べてのものもありますが、

そもそも、ゲームそのもののデバッグ不足を疑われている点もあります。

バグが多い

まず多い評価が、バグの多さです。

アイテムやキャラクターが壁や床にめり込む、ありえない動きをする、本来あるべき位置と全く違うところにあるなど、笑えるだけならまだいいのですが、(謎解き要素も多いゲームなので、不要な混乱で笑えない人も出してしまっていますが…)

困るのが、進行不能バグ。これが、終盤の肝心なところでも多発してしまった人もいて、さすがに気の毒になります。

https://twitter.com/reraku/status/1982453267469926754

また、協力プレイが売りではあるものの、相棒をAIに操作させてのソロプレイももちろんできます。

しかし、このNPCが使えない

必要なときに必要な動作をしてくれず詰む、もしくは察して動作するまで時間がかかりストレスが溜まる、という不具合もあるようです。

https://twitter.com/KuonFeles/status/1979732302919037003

fpsを上げるとバグるのではないか、という報告もあります。バグが多い方は設定を見直してみると改善するかもしれません。

ボリュームが少ない

『リトルナイトメア1、2』に比べ、明らかにボリューム不足だという声もあります。

バグさえ少なければ、二人プレイで一晩でクリア可能、という人も。

前作までは単純なボリュームもさることながら、説明が少なく謎めいたヒントが随所にちりばめられており、それを考察するのもこのシリーズの醍醐味でしたが、

今回はわかりやすいストーリーのために考察要素が少ない、とぼやく人もいます。

ただし、ダウンロード版のデジタルデラックスエディションに含まれるエキスパンションパス「Secrets of The Spiral」には二つの追加チャプターがあるらしく、こちらの配信内容によって物語の深みが変わるのではないか、と期待されています!

https://twitter.com/manimaniakuma3/status/1981693162344390748

操作性が悪い

リトルナイトメアシリーズ全般に共通する、「非力な子ども」を操作し、暴力的な世界と敵から逃げ続けるという恐怖。

何をきっかけに命の危機に脅かされるのかがわからないため、神経をすり減らしながらミスしないように慎重に、時には素早い判断が求められます。

しかし、『リトルナイトメア3』はどうも、操作性が悪いためにギリギリで危機を交わすスリルが損なわれてしまうという声があります。

タイムラグなどの操作性は元より、細かい段差などでいちいちつまづいたり足止めを喰らったりというストレスが評価を下げてしまって入るようです。

https://twitter.com/mipoji1/status/1980291697868513331

ホラー感が物足りない

2人協力プレイにより、様々な制限が出来てしまったのでしょうか。

追いかけてくる敵から逃げるパターンは全作を通して多いゲームですが、その追いかけられ方も今作は比較的単調に感じられてしまうようです。

また、死に方の種類も少ないのではないか、という声もあり…今までは千差万別な死に方をしてきましたものね。

この辺はやはり、作り手のこだわりがどこに向かうかで変わってくるのかな、と感じます。

https://twitter.com/lionsaku0731/status/1978286766076379239
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良い評価

しかし、なんだかんだ良い評価も多いです。

バグの多さはいかんともしがたいため、アップデートでの改善が求められますが、

それすらむしろ笑えて楽しかった、という人たちもいます。

雰囲気や映像がいい!

やはり、過去作へのリスペクトを感じる作りこまれ方です。

映像を見て「おお」と惹かれた人も多いのではないでしょうか。

「ボリュームに対して高額」という意見もありますが、リスペクト故の映像や音の作りこみにコストが相当かかっているのではないか、という意見もあります。

二人プレイの楽しさ

二人プレイがメインの人か、ソロプレイがメインの人かでも評価が分かれているように思います。

二人プレイをした人たちの多くが「バグすら笑えて楽しかった」と言っていました。

終わり方があたたかい(比較的)

これは好みに寄るかもしれませんが、今作、今までにない「せつないながらも温かい愛を感じる終わり方」を評価する人が多くいます。

『リトルナイトメア1、2』は、子どもが持つ醜さも描かれ、痛みを伴う終わり方でしたが、

今回は協力プレイを経た先の独特のあたたかさに「最後までプレイしてよかった」という声が寄せられています。

 

『リトルナイトメア3』は前作までの履修が必要?

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『リトルナイトメア3』は、『リトルナイトメア1、2』をプレイしていなくても、単独で楽しめる作品です

もちろん前作までを知っていると楽しめる要素もありますが「むしろ前作までが刺さらなかった人に刺さるかもしれない」「前作までと比べてとっつきやすいから、初心者は3からするのもお勧め」という人もいるほどです。

ただ、『リトルナイトメア3』発売に先駆けYouTubeで無料配信されたオーディオフィクションポッドキャストシリーズ(簡単に言うと、音声だけのドラマです)『サウンドオブリトルナイトメア』は『リトルナイトメア3』に直接かかわる作品になっているため、『リトルナイトメア3』のプレイ後でもいいので合わせて楽しむことをおすすめします。

『リトルナイトメア3』のまとめ

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『リトルナイトメア3』は、過去作『リトルナイトメア』『リトルナイトメア2』とは開発元自体変わったこともあり、様々な違いはあります。

デバッグ不足と揶揄される通り、バグも多く、操作の快適さも今一つではあるようです。(今後のアップデートで改善されるのではないか、とは噂されていますが)

ボリュームも少なめで、ストーリーも今までほど難解ではなく、過去作ファンには辛口な評価をする人も多くいます。

ただ、難解さが軽めな代わりに、読後感のあたたかいストーリーは、過去作とは違った味わいがあり、

協力プレイの楽しさも相まって、協力プレイでクリアした人からは「協力プレイが生きていた」「バグすら笑えて楽しかった」と評価されています。

何より、過去作へのリスペクトは強く感じられ、その分世界観を作りこむための映像や音声のクオリティに相当なコストがつぎ込まれた可能性があります。

追加チャプターも控えていますので、今後のアップデートなどで評価が上がる可能性もある、伸びしろのある作品かもしれません。

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