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五老星が無能すぎる?正体や強さの可能性はどれぐらい【ワンピース考察】

五老星は、ワンピースの世界政府トップに君臨する5人の天竜人です。

全員老人ではあるものの、大きな傷があったり屈強な体格をしていたりとただものではない風格を漂わせ、聖地マリージョアの権力の間で議論している姿が度々出てきましたが、

最終章に入り、ルフィが覚醒したことに焦る五老星たちに、読者たちの総ツッコミが入りました。

五老星、無能すぎる

せっかく盛り上がってきた最終章で、いきなり出鼻をくじく「無能すぎる」というツッコミが起こってしまった、その理由は何故なのか。

あれだけいわくありげなのに、強さは期待できないのかを調べてみました。

※記事の内容的にワンピースのネタバレが含まれる内容です。

目次
 

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五老星が無能すぎると言われる理由とは

五老星が「無能すぎる」と言われた原因は、ルフィの食べた悪魔の実があまりにも重要過ぎるもので、それなのに覚醒するまでの間、五老星はロクに対処もせず、覚醒した今になってようやく焦りだしたことにあります。

ゴムゴムの実は特別な悪魔の実だった

10年前、まだ8歳の頃にルフィが悪魔の実の一つゴムゴムの実を食べてゴム人間になった、という設定は周知の事実。

本人もその能力を隠したりせず、「海賊王に俺はなる」と言って旅立った直後から海軍相手にも派手な大立ち回りをして来ました。

しかし、ゴムゴムの実とはその実の能力を隠すため政府が名づけた仮の名で、本当はヒトヒトの実幻獣種モデルニカだったのです。

ニカとは太陽神の名前で、人々を開放し自由を与えると言い伝えられてきた神のこと。

口にするだけで消されてしまうほど世界政府に恐れられた存在です。

つまり、ゴムゴムの実を食べるということは、神的力を授かるということだったのです!

世界政府がこの実の存在を隠すためわざわざ名前まで変えていたということは、おそらく世界政府がひた隠しにしている空白の100年と深い関係があると考えられます。

ルフィの存在を知りながら野放しにしてきた

それだけ重要で、世界政府は800年も探し続けてきたと言うのに、ルフィが海賊として名を上げてあまりにも派手な立ち回りをし続け懸賞金もうなぎ上りになってもはや四皇に継ぐ五番目の海の皇帝とまで呼ばれているというのに、五老星は実質野放しにしてきました。

ルフィ及び麦わら海賊団の業績は、それはそれは華々しいものです。

  • イースト・ブルー制覇
  • 七武海クロコダイル撃破
  • サイファーポール壊滅
  • エニエス・ロビー崩壊
  • 七武海モリア撃破
  • インペルダウンからの脱獄・崩壊
  • 頂上戦争でも派手に活躍
  • 五番目の海の皇帝と呼ばれる
  • 四皇の内二人撃破
  • ニカに覚醒 ←NEW‼

そもそもルフィは、海軍の英雄ガープの孫であり、世界最悪の犯罪者ドラゴンの息子でもあります。

出自だけで目をつけていても不思議ではないくらいなのに、そんな彼がゴムゴムの実の能力で海賊として暴れまわってきたのです。

序盤から、どうとでも理由をつけてもみ消すに足る存在なのに、むしろなぜ野放しにできたのか不思議なくらいです。

麦わら海賊団には無視できない人物も

それだけでなく、ルフィはロジャーの息子の義理の弟であることも判明していますし、

何より、少なくとも手配書初期から堂々と名前にがあるのですから、Dの一族との関係を調査するくらいしておくべきでしょう。

そのうえ、麦わら一味にはルフィ以外にも政府にとって重要な―――空白の100年に近づきかねない人物が、アラバスタ以降に少なくとも二人も仲間入りしました。

古代文字を読めるニコ・ロビンと、プルトン(古代平兵器)の設計図を知っているフランキーです。

空白の100年に触れられることをあれだけ恐れているのですから、既に要注意危険人物だったルフィとどちらか一人とでも手を組んだ時点で総力を挙げて消しておくべきだったのではないでしょうか。

その間、政府がやったこととは…

ルフィが頭角を現して以降政府が取ってきた対策は、せいぜい手配書を製作し、懸賞金を上げていくことだけです。

それも、最初は3000万ベリーという決して高いとは言えない数字から、あくまでも常識的な度合で上げていくばかり。

危機感が全く感じられません。

空白の100年に対する過敏さルフィに対する鈍感さに、一貫性が感じられないのです。

しかも、ルフィとカイドウの戦いに五老星の命を受けたCP0が介入したことが引き金となり、ルフィを覚醒させてしまいました。

散々見逃しておきながら最後の引き金まで自分たちで引いておいて、今さら「Dを消せ」だのなんだのと「もっと早くやっておけよ」としか言えない根本的なところで慌てているのです。

とても堅実な老人にも経験豊富な猛者にも見えない後手っぷりに、読者の多くは

五老星、無能すぎる

と呆れてしまったのです。

この展開に前後して公開された映画『ONE PIECE FILM RED』にも五老星のポスターが作られましたが、そこに描かれた「革命の芽は早めに摘んでおかねば手遅れになる」が皮肉となってしまっています。

 

五老星の戦闘は強いの?

五老星はまだ戦闘描写が無く、彼らの戦闘能力に対して言及する場面も一切ないため、どれくらいの強さなのかは不明です

それ以前に、5人全員の名前すら分かっておらず、人気投票時に仕方なくA~Eのナンバリングがふられたほどです。

世界政府のトップであることと外見以外なんの手がかりもない五老星ですが、天竜人には珍しくそれぞれが屈強な体格をしており、大きな傷がある者までいてただものではない雰囲気はあります。

少なくとも若かりし頃はそれぞれ武勲を立てた猛者なのではないかと期待されます。

そんな中でも、眼鏡をかけたスキンヘッドの五老星だけは、多くの読者が着目しています。

理由は、彼が持つ

それが、ゾロの持つ三代鬼徹と似ているのです。

妖刀鬼徹

ゾロの持つ三代鬼徹と言えば、武器屋でそれを選ぶときに随分と丁寧にエピソードが描かれたので覚えている人も多いでしょう。

鬼徹一派の刀は、刀としては素晴らしいものの「持ち主を死に至らしめる妖刀」と恐れられてきた曰く付きのもの。

ゾロが真上に投げ上げた三代鬼徹の落ちる真下に腕を伸ばし、その腕を寸前で避けて床に刺さったのを見て「呪いを屈服させた」として譲り受けたシーンは印象的でした。

しかし、ゾロが持つ鬼徹は三代目。ということは少なくとも先に二振りの鬼徹があったことになります。

その内二代目の鬼徹は九里の郷「編笠村」の跡地に住む三代鬼徹の鋳造者天狗山飛徹の住居に保管されていました。

二代鬼徹は三代鬼徹と拵えはほぼ同じであるものの、鞘の色が違い、朱色の三代目に対し、二代目は淡い紫色でした。

五老星の刀は初代鬼徹なのか

話を戻して、五老星の一人、眼鏡にスキンヘッドの老人が持つ刀は、鞘の色は黄褐色で、の装飾が三代目・二代目鬼徹と酷似しています

伏線大好きな作者のこと、あれだけ印象的な登場をさせた三代目を未だゾロに使わせておいて、二代目は出たのに初代は出なかった、もしくは出ても肩透かしだった、ということはないでしょう。

そう考えると、恐らく長い連載のクライマックスでスポットの当たるだろう五老星の業物として登場させるのは、初代鬼徹のお披露目には不足なしと言えるのではないでしょうか。

スキンヘッド眼鏡の五老星だけは、初代鬼徹を持つにふさわしい剣豪であることが期待されます‼

 

まとめ

少なくとも最終章突入直後の現段階では、擁護しきれないほど対策をしてこなかった五老星。

無策であり続けた理由が他にあるのか、実は水面下で手を討ってはいたのか、ある意味注目されています。

直接対峙する頃には汚名挽回できているといいのですが、状況はかなり厳しいですね。

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