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【漫画】伯爵カインシリーズが復活!作者は誰?どんな内容?

『伯爵カイン』シリーズが、22年振りに復活です!

『伯爵カイン』シリーズは、19世紀ロンドンを舞台に繰り広げられる、ゴシックホラー作品。

繊細で美しい絵柄、血腥く過酷な運命、童話やマザー・グースを絡めた謎めいた物語、と、独特な世界観は鮮烈で、多くの読者が惑わされた罪づくりな作品です。

その新シリーズが、2026年1月20日にWEB onlyコミック誌『花ゆめAi』にて配信スタートし、当時の読者たちが歓喜の声を上げています!

『伯爵カイン』シリーズの作者は誰なのでしょうか。

また、『伯爵カイン』シリーズの過去作はどのようなものだったのでしょう。

目次
 

『伯爵カイン』シリーズの作者は誰?

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『伯爵カイン』シリーズの作者は、白泉社を代表する漫画家の一人、由貴香織里先生です。

代表作の一つ『天使禁猟区(1994~2000)』もまた絶大な人気を誇り、『天使禁猟区—東京クロノスー』が2022年4月20日~2025年8月20日に連載されていたことも記憶に新しいですね。

「耽美」とも称されることもある、ゴシックな絵柄と洒落たセリフ回し、毒気のある世界観が特徴の由貴香織里作品。

『天使禁猟区』は、天使の生まれ変わりである現代の少年少女が、地球崩壊を食い止め最愛の妹を取り戻すために、天使と悪魔たちの繰り広げる争いに巻き込まれていくというファンタジー作品です。

今でこそ唯一無二の作品を世に排出する漫画家として有名な由貴先生ですが、『伯爵カイン』シリーズは、由貴先生独自の世界観と漫画スタイルを確立させた、革新的な作品でした。

 

『伯爵カイン』シリーズはどんな内容?

『伯爵カイン』シリーズは、19世紀後半、ヴィクトリア時代のロンドンを舞台とする物語。

主人公はシリーズの名を冠する伯爵、カイン・C・ハーグリーヴス

怪しげな魅力を持つ毒の収集家カインと、彼とは主人と執事という以上の信頼関係にあるリフ、異母妹のマリーウェザーを中心に、ロンドンの街に起こる事件を描いていく作品です。

探偵もののような事件の解決を目的とした作品かというと、ちょっと違って、

結果的に事件の真相は明らかにされますが、そのほとんどが悲劇的な結末を迎えます。

凄惨な事件につきまとわれるカインの物語はやがて、謎めいたカインやその周辺の背景が暴かれていく流れになっていきます。

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妖しくも悲しい退廃的な雰囲気は、ちょっと他では味わえない独特のものがあります。

是非ご自分の眼で、あでやかな絵で描かれる、妖しくて美しくて、危険で切ない、愛と狂気を描き出した『伯爵カイン』シリーズを確かめてみてほしいです。

万人受けはしないかもしれませんが、刺さってしまった人は、きっとこの作品に捕らわれてしまうことでしょう。

そんな『伯爵カイン』シリーズは、以下の5部で構成されています。

忘れられたジュリエット

1992年7月に始まった『伯爵カイン』シリーズは、単話完結型で不定期な作品でした。

忘れられたジュリエット

伯爵カインシリーズ最初の物語。

花屋の甥であるエリアルを語り部に置いた話です。

ある日、ハーグリーヴス家の娘シュゼットが急死します。

心優しくはあるものの、気丈なところがあった彼女は、恋人に貢ぎ親と激しくケンカをすることもあったため、自殺では無いかと噂されていました。

しかし、エリアルが花を手向けにシュゼットの墓を訪れると、墓荒らしに遭遇。

その夜、墓守は緑の毒によって殺害され、シュゼットの幽霊が出るという噂が流れだします。

そんな時にシュゼットの館に現れたのは、シュゼットの従弟にあたるカイン・C・ハーグリーヴスでした。

烙印のビビ

6年前に最愛の娘マデリーンを亡くしたリーランド・ラッセルの元に、一通の手紙が届きます。

その手紙の差出人は、死んだはずのマデリーン。10日後に会う約束と、確かにマデリーンそっくりの少女が成長した姿の写真が同封されていました。

6年前にラッセル家で一夏を過ごした経験のあるカインは、リーランドから相談を受け、その待ち合わせに同行します。

そこには本当に、マデリーンそっくりの少女が現れますが、手のひらに烙印のような不思議なアザを持つ彼女の手には、凶器が握られていました。

逃げ出した彼女が帰り着いたのは、とある売春宿で……

吊られた男

ある日、カインは街中の辻占でタロット占いをします。

出たカードは吊られた男(ハングド・マン)。

不吉な結果を告げられた帰り道、カインが落とした手帳を偶然拾った男が、その直後に不審死を遂げます。

その死因は、毒殺。カインの手帳にはいつの間にか毒針が仕込まれていたのです。

後にカインの最愛の異母妹となる、マリーウェザー初登場回です。

少年の孵化する音

カインが12歳の頃の話。

ハーグリーヴス家にはまだ、カインの父アレクシスが存命でした。

そこに、後にカイン付の執事となるリフが訪れるところから物語が動き出します。

医学生だったリフですが、家の破産をきっかけに、ハーグリーヴス家の下働きとして受け入れられます。

ある夜、館の庭でハーグリーヴス家の一人息子カインに出逢います。

カインのことを、アレクシスからは変わり者だから関わらないよう告げられていましたが、目の前で倒れたカインを抱き留めたときに、その背の傷から血が滲んでいることに気づいたことをアレクシスに悟られ、その時からカイン付きとなることを任命されます。

カインはアレクシスから虐待を受けていたのです。

カインの過去と、リフとの出会いが語られる話です。

誰がこまどり殺したの?

ランバート教授に呼ばれとある村を訪れたカインは、その村の少女エルシー・ロヴィンスの死体の第一発見者になります。

彼女の周りではその2、3日前から黒いコート黒い帽子の長身の紳士がうろついており、子どもたちは『黒い天使』と呼び、それの仕業では無いかと噂します。

それから次々と、エルシーの遊び仲間であるアレックスリネットも犠牲になり、

最後の一人である少年ジョンは、自分たちのせいでエルシーが死んだと、カインに自白します。

切り刻まれ食べられたミス・プディングの悲劇

カインはマリーウェザーから、2晩続けて人が腹部を裂かれる殺人事件の話を聞きます。

殺害現場にはプラム・プディングが落ちており、逃げ去る犯人は長い銀髪で、マザー・グースの中の一曲である『アーサー王のプディングの唄』を歌っていたというのです。

その夜。とあるパーティで、カインは先月結婚したばかりのグラディス・クレア・リリー・メリルに出逢います。

無理なナンパから助けたグラディスを助けたカインですが、彼女に一夜を共にすることを願われます。

カフカーKafkaー

疲労で倒れたカインは、主治医のアンセル・アレンに田舎での静養を薦められます。

しかし、それはカインを家から引き離すための口実でした。

アンセルによると、カインの体調不良は過労では無く、によるもの。

その犯人をあぶりだすために、アンセルはカインを郊外に連れ出したのでした。

旅先では吸血鬼伝説のあるウィザビー城周辺で猟奇殺人が多発しており、夜間の外出は止められていました。

しかし、ある夜、カインは美しい黒髪の少女に出逢い、首筋に噛みつかれてしまいます。

Dr.ジザベル初登場、父親アレクシスが生存しており、秘密結社の総裁に君臨していることが明らかになる、と、急展開の話です。

赤い羊の刻印(全2巻)

若い女性を狙う「切り裂きジャック事件」が世間を騒がせる中、

カインは、自身の身を固める代わりにマリーウェザーを伯爵家に迎え入れるという条件の元、エメライン・ローダーデイルとの結婚を決意します。

しかし、エメラインと共に婚約の報告のため様々なパーティに出席する中出会った占い師メレディアーナに、カインは惹かれます。

そのメレディアーナの横には、父親アレクシスが納める組織デライラのDr.ジザベルがいたのです。

ゴッドチャイルド(全8巻)

他の『伯爵カイン』シリーズは『天使禁猟区』連載前の者ですが、

この『ゴッドチャイルド』だけは、『天使禁猟区』連載終了後に描かれた作品です。

様々な事件を経ながら、ついに話は革新へ迫るだけでなく、カインの右腕であった執事リフの驚くべき正体が暴かれていきます。

当時の実質的な完結篇でした。

 

『伯爵カイン』シリーズのまとめ

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2004年に悲しくも美しい最後を迎えた『伯爵カイン』シリーズですが、2026年1月に新シリーズ開幕と相成りました。

19世紀後半のイギリスを舞台に繰り広げられる、美しくも残酷な物語は、当時の読者の胸に焼き付き、忘れることのできない作品です。

その新シリーズがどのような展開になるのかはわかりませんが、またあの独自な世界観に浸れると思うと、とても楽しみですね!

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