サウンドオブリトルナイトメアは、「リトナイ」と言う略称で有名なサスペンスアドベンチャーゲーム『リトルナイトメア』シリーズのオーディオフィクションポッドキャストシリーズです。
全6編で構成されたこのサウンドオブリトルナイトメアは、『リトルナイトメア3』の2024年発売が発表されると同時期にYouTubeで配信開始されました。
音だけで表現されるサウンドオブリトルナイトメアは、どのような内容なのでしょうか。
リトルナイトメア3本編と関係があるのでしょうか。
サウンドオブリトルナイトメアの気になる中身に迫ります。
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サウンドオブナイトメアはいつ公開?
海外版公式では2023年8月22日~9月19日の毎週火曜日に順次公開されました。
ただ、リトルナイトメア自体が外国のゲームなので、このサウンドオブナイトメアも当然英語。
公開当初は日本語訳は予定されていませんでした。
そのため、非公式で日本語字幕を付けた動画をアップされたり、和訳サイトを開設されたりと、涙ぐましい努力をしてくださる有志の方がおり、日本ユーザーは彼らを頼るか自力で翻訳する以外ありませんでした。
しかし、やはり要望が多かったのでしょう。
バンダイナムコ公式が、2023年12月7日から日本語字幕版を公開しはじめてくれました。
配信間隔は公表されていませんが、海外版公式で毎週公開されていたので、日本語字幕版も毎週公開されるのではないかと考えています。
サウンドオブナイトメアのネタバレあらすじ
しかし、日本語訳されたとはいえ、ただでさえ解読の難しいリトルナイトメア世界。
サウンドオブナイトメアもまた、情報が音声だけである分、難解な内容となっています。
リトルナイトメアシリーズの今まで明らかにされていなかった重要な情報が多数明るみに出る作品なので、今後の考察のためには必要不可欠な作品です!
ここでは各章のあらすじをネタバレ込みで紹介しますが、リトルナイトメアは全クリしてもなお謎の深まる作品。
今回の音声ドラマもご多分に漏れず、あらすじを追うだけでは不十分で、さらに外国語の壁もあるため、やはり公式の日本語訳を確認しながら、音で再現される様々な情報を集約して考察する必要があります。
舞台設定
主人公は、カウンティ精神病棟に入院している「ヌーン」と自称する少女。
彼女は学校でいじめられ「No One」と名付けられていました。
そんなある日、ヌーンは水感染症を患います。
不治の病でしたが、治療の被験者となり、その治療は成功。
人類初の完治者となり、メディアにも注目されます。
しかし、治療の副作用なのか、水感染症が治った頃から頭痛を訴え、悪夢を見るようになり、睡眠時随伴症候群の症状が酷くなったことからカウンティ精神病棟に入院。
そこで、カウンセラーのオットーのセッションを受けることになります。
セッションを重ねるうちに、オットーは、ヌーンの夢が幼い頃に消えたオットーの姉シィシィの語っていた夢と共通することに気づいていきます。
このオーディオフィクションは、ヌーンとオットーとのセッションの録音記録という設定になっています。
Chapter 1 THE WORKERS IN THE WALLS
ヌーンとオットーの最初のセッション。
ヌーンは、両親にもらった花が、地中の虫によって枯れてしまったことを悲しんでいました。
花の話から、やがて、ヌーンの見る悪夢に話題が移ります。
ヌーンはオットーに、立つことも難しいような、狭く、入り組んだ道(ダクト)を探索する夢を語ります。
ヌーンはそれを、建物ではなく巨人のような巨大な生き物の血管に例え、壁の割れ目からは雪原が見えたと言います。
そこにいる間絶えず響く金属音は、無数の歯車によるもので、その歯車を回すための無数の労働者がいて、見つかると襲い掛かられました。
逃げる途中でガラス瓶の部屋にたたずむ男(後に『キャンドルマン』と命名します)、鎖に繋がれた細い男や、口にねじなどを突き刺した仮面のアトリエにいる鎖に繋がれた女———ヌーンはこの巨人の番人だと言います———に会い、逃げ回ります。
途中、べとべとした髪をした一人の子どもに出会い、一緒に逃げますが、彼はアトリエの女に捕まってしまいました。
ヌーンもその女に捕まりそうになったところで、夢から覚めます。
夢から覚めたヌーンは、体内から何かに侵される不快感恐怖感、激しい頭痛を訴えます。
Chapter 2 A PENANCE AT THE BATHHOUSE
今回の夢は、明らかに前々作『リトルナイトメア』の舞台『モウ』です。
屋上から『モウ』に乗り込むゲストたちを見るところから始まり、結局ヌーンも『モウ』の中に迷い込むことになります。
そこでヌーンは、アナグマのピンバッジだらけの衣服を着た少年『ジェスター(道化師)』と出会います。
ジェスターは陽気な少年で、ヌーンに「一緒に抜け出そう」と誘い掛け、行動を共にすることになります。
彼と会話をしながら、ヌーンは夢の中では頭痛から解放されることに気が付きます。
二人はゲストたちの浴場に入り込んでしまいました。
そこでヌーンは『キャンドルマン(ヌーン命名)』に出会います。
それを聞いて、オットーはより詳細に夢を分析するため、ヌーンに機器を装着させ催眠療法を使います。
キャンドルマンはすぐに姿を消し、ヌーンはジャスターとはぐれてしまいます。
はぐれたジャスターはゲストに捕まっており、身体を洗うスポンジの代わりにされてぐったりしていました。
ヌーンは命からがら逃げだしますが、ゲストの一人に捕まります。
手近にあった液体の入った瓶を投げつけると、割れて出た中身が燃えてゲストを倒すことができました。
ゲストが燃え尽きて暗闇が戻る中、ヌーンは幸福感を感じます。
Chapter 3 THE THEATER OF THE MIND
オットーの監視下で、睡眠中のヌーンが一瞬消失し、帰還したことが明かされます。
また、ヌーンの夢が姉シィシィの夢と共通することを確信し、オットーは研究にのめり込んでいきます。
その反面、ヌーンはオットーに親近感を抱き、オットーのことを「友達」と呼ぶようになります。
今回のセッションで、オットーはヌーンに自分自身をインタビューするように催促し、ヌーンは鏡を見ながらインタビュー形式で夢を探っていきます。
今回の夢の舞台は、巨大なショッピングモールでした。
多くの店は閉まっており、無人。しかし、時折スピーカーでセールなどのアナウンスがあり、ヌーンはそれに誘われるようにいくつかの店を訪れます。
最初はおもちゃ屋。次は宝石店。そしてドレス屋…
どの店に行っても、ヌーンにとって魅力的なものが準備されています。
ドレスに至ってはどれもヌーンのサイズで、ヌーンの手持ちの服までも再現されていたことから、ヌーンは「自分の頭の中が見られている」と感じます。
最後に訪れたのは映画館。
そこで流れたのは、『癒しの角』。ヌーンが今まで何度も見てきた映画でしたが、なぜか細部が違いました。
そして、周りの観客が全てマネキンであることに気づいたとき、キャンドルマンも近くに座っていることに気づきます。
キャンドルマンは繰り返し「遥かなるものが近くを漂う 長く踏み込み そして深く沈む 二つは一つから流れ そしてここに 再び一つとなる」と言います。
と、ここでオットーが激情に駆られ、ヌーンにキャンドルマンの情報を迫ります。
ヌーンは「もうない」と拒絶し、頭痛を訴えます。
少し経ち、オットーはヌーンに頭痛薬を渡して謝罪し、セッションを再開。
キャンドルマンが消えた後、ヌーンが映写室を暴くと、そこにあったのは映写機ではなくゆがんだ眼の形。
そして、うごめく筋肉や血管のようなもの。
それらはヌーンを『No One』と呼び、ヌーンの去る気配に泣いて「行かないで」と懇願しますが、ヌーンはそれを振り切り逃げ出します。
Chapter 4 TWO OF A KIND
談話室をマジックミラー越しに見る部屋でのセッション。
そこでオットーは、ヌーンが睡眠中に数分間消失したことを告げます。
動揺するヌーン。
オットーは落ち着かせてから、機器を装着した状態でセッションを受けることを説得します。
了承し、話始めるヌーン。
今回の舞台は『サーカス』。『リトルナイトメア3』の舞台の一つです。
そこでヌーンは、パフォーマーを務める10代の子どもたちと出会います。
その中でもラスティという綱渡りの少年と仲良くなります。
ラスティに誘われ観覧車に乗りますが、その中でラスティの真意を聞きます。
紫のスーツの男にパフォーマーを強制されていること。
大テント(ビックトップ)でのショーの時に脱出計画を立てており、ヌーンには紫のスーツの男を見かけたら合図をおくってほしいこと。
話の流れで、今までの夢が『ノーウェア』という共通した世界の中の出来事であることが判明し、オットーは動揺します。
オットー自身もノーウェアに行きたいと言い出し、ヌーンは「わたしがノーウェアに行かないようにしてくれないのか」と疑心を抱きます。
ショーは素晴らしく、ヌーンは夢中で見ていましたが、ラスティの演技の時にようやく紫のスーツの男を見つけました。
彼は、空席だったはずのヌーンの隣に、人形を抱えて座っていました。
ヌーンは慌てて合図を送り叫びますが、大歓声にかき消されたのか、ラスティには気づかれません。
いつの間にか隣の男はぐったりし、人形だけが消えていました。
慌てて探すと、ラスティの行く先に人形が待ち構えており、ラスティがライトの明かりから外れたとたん———
そこまでしゃべると、ヌーンはパニックに陥りセッションは中断。
ヌーンの身体醜形障害は悪化し、治療は後退。
そして、オットーはヌーンの夢に自身も行くことを決意します。
Chapter 5 A Deluge of the inevitable
ヌーンの脳内、右の偏桃体に良性の腫瘍が発見されます。
良性とは言え、腫瘍の場所は恐怖反応、感情の起伏、夢等に影響を与える可能性のあるところ。
ヌーンがすでに様々な不安を抱えていることを鑑みて、オットーはヌーンには腫瘍のことを今は明かさないことに決めます。
先日のセッションでの自分の態度に対する謝罪の意味を込めて、オットーはヌーンに赤い花を贈ります。
ヌーンは、現実と夢の区別があいまいになっていることを話します。
両親の話をしたいと求めるヌーンと、夢の探索を急かすオットーの対立。
ヌーンは、オットーの要望を受け入れる代わりに機械などの装着を拒み、オットーは約束します。
今日のセッションはいつもと立場を変え、オットーが目隠しをして横たわりヌーンの夢の話に没頭する自己誘発催眠に挑戦。
ヌーンの夢を追体験しようという試みのようです。
今回の舞台は、レンガ造りの地下水路。
ヌーンは水路を歩き、時折天井の排水溝の穴から子どもたちがこちらをのぞき込んでいます。
水路には探知機で探りながら徘徊する男がいます。
そこでヌーンは、『リトルナイトメア』に登場するノームに出会います。
三角帽子をかぶった無邪気な妖精のようなノームは、ヌーンの物まねをしたりして、二人は打ち解けますが、地上の子どもたちはノームを捕まえる遊びをしかけてきたので、ヌーンはノームを助けて逃げ出します。
ヌーンはノームの案内で、地上の穴から落ちてくるもので築かれた様々なガラクタの山のある空間にたどり着きます。
そこに探知機の男が現れたので、ヌーンはノームとガラクタの山に隠れます。
しかし、ノームが見つかりかけたので、ヌーンはノームと逃げ出します。
穴から子どもたちがのぞき込みはやし立てる中、行き止まりに追い詰められますが、ノームはヌーンを見捨てて逃げていきました。
ヌーンは落胆しますが、壁のレンガを一つずつ引き抜き、済んでのところで脱出。
そこに洪水がおきます。地下のものを流し去ってしまう洪水は、地上の子どもたちには刺激的なイベントで、洪水によって流れてくるものを捕まえるゲームを楽しんでいたのです。
波が止まると、壊れたドアのようなものに乗ってキャンドルマンが現れました。
ヌーンはキャンドルマンに、なぜ自分をこの世界に連れてくるのか等質問を投げかけますが、キャンドルマンは「古い眠りを捨て、新しい眠りへ」「すべての災いが解き放たれる」等の謎めいた言葉を残します。
その言葉に、オットーは「謎が増えた」と言いますが、ヌーンは「夢の世界なら、もう病気にならない」「(夢の世界では)頭痛も寄生虫も実験もない」と応えます。
オットーはそれを否定しようとしますが、ヌーンは「キャンドルマンに夢の世界へ連れて行ってほしいと思った」とまで言い放ちます。
険悪な雰囲気の中、ヌーンはオットーの机から自分の脳のスキャンを発見。
説明を求めると、オットーは「脳の腫瘍が良いわけがない」と、ヌーンの不安を煽るような言い方をし、喧嘩別れのようになってしまいます。
ヌーン就寝後、オットーは『Hypo(催眠)graphy(映す、印刷する)』という独自の機器を試すことに決め、就寝中のヌーンに装着。
その機器を通してヌーンの夢を除いたオットーは、まぶしい大きな目のようなものに見られてパニックになり覚醒します。
覚醒したオットーは、ヌーンの消失を確認して取り乱します。
Chapter 6
前回のセッションの後、ヌーンは日昇時刻にようやく南側の中庭に出現。
それ以降二日間、監視付きで部屋に監禁されていると言います。
オットーはヌーンの夢に入ってもキャンドルマンのところにたどり着けなかったため、今度はヌーンがキャンドルマンを自分の元に連れてくるよう画策します。
しかし、ヌーンはすっかり疑心暗鬼に陥り、オットーのセッションに非協力的な態度を示します。
そんな彼女にオットーは半ば強制的に装置を取り付け、セッションを開始。
ヌーンも諦めた様子で仕方なく夢を話し始めます。
今回の舞台は衣裳部屋のようなところから始まります。
積み重なった布の山。
棚には大きな人間サイズの洋服が詰め込まれており、
大きなマネキンたちは、黒い汚れのついた白いウェディングドレス、紫のスーツに赤い蝶ネクタイ、黒いビロードのマントなどを身に着けています。
足元の小さな木箱には、小さな服が詰め込まれており、医者の服、ピンクのチュチュと靴、黄色いレインコートが入っていました。
机の上には洋裁道具に囲まれてハサミを刺された人形がありました。
近づくと人形が動き出し、ヌーンの足を掴みます。
ヌーンが近くにあった瓶で人形を殴ると、人形が手を放すと共に、ずっと流れていた音楽も止まります。
異変を感じて衣装箱に隠れていると、不自然なほど美しすぎるドレスの女性が入ってきました。
ドレスの女性は人形と壊れた瓶を確認し、黄土色のトレンチコートを取り出し、破れそうなところをミシンで縫い始めました。
それを見て、ヌーンはなぜか安堵感を覚えます。
そのタイミングで、オットーはヌーンの眠りが深まったことを察知して機器を作動、夢への介入を試みますが、まだ不十分な状態で夢の内容が進み始めて動揺します。
オットーはヌーンに自分を待つよう指示しますが、ヌーンは上下も不確かな空間に漂っているため留まることができません。
そんなヌーンにドアが近づいてきます。目の形の模様があるドアが。
ドアの向こうからキャンドルマンが現れ、「なんで私なの?」「どこへ行くの?」と尋ねるヌーンに「(自分たちの世界は)海のように広く、井戸のように狭い」等、やはりとりとめのない言葉を返します。
ヌーンはドアの向こうで、赤い月の周りに様々な星が輝いているのを観ます。
しかしそれは月や星ではなく、全て目でした。
オットーは自分も連れて行くよう必死に懇願しますが、キャンドルマンは年齢が高すぎること、条件を満たしていないことを理由に拒みます。
最後にキャンドルマンはヌーンを『ルース』と呼びました。
オットーが覚醒すると、ヌーンは姿を消しており、今度こそ帰ってくることはありませんでした。
オットーは残されたテープや資料から研究を続けることを決意し、新たな患者イーサンと出会うところでサウンドオブナイトメアは終わります。
ゲームに繋がる内容
サウンドオブナイトメアによって、ようやく判明したことがいくつかあります。
ノーウェア
『リトルナイトメア』シリーズの舞台は『ノーウェア』と呼ばれる共通した世界だということです。
リトルナイトメアの『モウ』も、リトルナイトメア2の『ペイルシティ』も、リトルナイトメア3の『スパイラル』も、『ノーウェア』に内包された舞台だったのです。
作中の子どもたちは現実世界の患者?
リトルナイトメアシリーズには、主人公だけでなく無名の子どもたちも登場してきましたが、もしかしたら彼らもまた、現実世界でヌーンのように睡眠随伴症候群に苦しむ子どもたちだったのかもしれません。
気になるのは、ヌーンが最初はノーウェアもキャンドルマンも拒絶していたのに、オットーとの関係性が悪くなるにつれ身体症状も酷くなり、それらから逃れるようにノーウェアやキャンドルマンに傾倒していき、ついには現実世界を拒絶しノーウェアを選んで消失してしまうことです。
シックスやモノたちも、何らかの理由で現実世界の苦しみから逃れるためにノーウェアを選んできたのでしょうか。
キャンドルマン=フェリーマン
ヌーンが「キャンドルマン」と呼び、シィシィが「フェリーマン」と呼んでいた男。
彼がノーウェアへの案内人のようです。
彼がヌーンを選んだのかはわかりませんが、オットーを拒んだように、ノーウェアに入る資格があるかどうかを選別する役割のようです。
彼は今後、ゲーム内で登場することがあるのでしょうか?
また、オットーの質問に対する彼の答えによると、キャンドルマンがノーウェアへ案内するのは基本的に若い人(子ども)ですが、大人であっても条件を満たせばノーウェアへ入ることができるようです。
しかし…ノーウェアへ入った大人はどうなってしまうのでしょう?
シィシィは誰?
オットーの話によると、まだオットーが小さい頃にノーウェアに招かれてしまったというオットーの姉シィシィ。
彼女はすでにノーウェア=リトルナイトメアの世界に入り込んでしまっているという事でしょう。
ところで、最後の夢でヌーンが見つけた衣装の中に黄色のレインコートがありました。
過去作ファンなら「黄色のレインコート=シックス」と即座に結び付くところですが、この『黄色のレインコート』と言うワードにオットーも反応を示しています。
ということは、黄色のレインコートはシィシィにも繋がるイメージなのでしょうか?
ベリーリトルナイトメア
実は、リトルナイトメアが発売された2年後の2019年、パズルアドベンチャーゲームアプリ『ベリーリトルナイトメア』が配信されています。
ベリーリトルナイトメアは配信当初App Storeでしか配信されていませんでしたが、2023年10月18日からGoogle Playでも配信開始しました!
この作品は『リトルナイトメア』の前日譚とされ、『ネスト』と言う館で目覚めた主人公が他にも捕らえられた子どもたちを助けていくというストーリー。
この主人公には名前がありませんが、この子もまた黄色のレインコートを着ているのです。
そして、シックスとは別人であることが示唆されています。
そういえば、リトルナイトメア2で再登場した際、シックスは最初黄色のレインコートを着ていませんでした。
モノと行動を共にする中で、途中で黄色のレインコートを見つけて身に着けるようになったことから、プレイヤーはその子がシックスであることに気づくのです。
もしかしたら、黄色のレインコートはシックス個人を指すのではなく、もっと広い意味があるのかもしれません。
まとめ
謎深き作品『リトルナイトメア』の音声作品『サウンドオブリトルナイトメア』。
音声のみの作品は、セリフの無いリトナイ作品と正反対のようでいて、語られる内容はまさにリトナイそのものの世界でした。
言葉で語られることで改めて開示された情報も多くありますが、かえって深まった謎もあります。
三作目の『リトルナイトメア3』でどこまで真相に迫れるのか…発売が待ち遠しいですね!