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カービィのエアライダーはどんな人におすすめ?マリオカートとの違いは?

カービィのエアライダー』は、カービィシリーズのレースゲームです。

レースゲームというと、『マリオカート』を真っ先に思い出す人も多いでしょう。

特に、Nintendo Switch2と同時発売された『マリオカートワールド』が記憶に新しいですね。

しかし、今回発売される『カービィのエアライダー』は『マリオカートワールド』の反省点を生かし、あえて逆の需要を狙った作品だと感じました。

ここではカービィのエアライダー』の特徴マリオカートワールド』との相違点を比べていきます。

結論から言うと、『カービィのエアライダー』の方が小さい子や初心者、競争事が苦手な人、無難なパーティゲームにおすすめです!!

目次
 

『カービィのエアライダー』の操作性

https://x.com/KirbyAirRiderJP

まず注目すべきなのが、『カービィのエアライダー』の操作性のシンプルさです。

『カービィのエアライダー』は、スティック以外で必要なボタンがBボタンYボタンの二つのみです。

「レースゲーム=ただ走るだけ」という印象があるかもしれませんが、子ども向けの代表作『マリオカート』でもA(アクセル)、B(ブレーキ)、L(アイテム使用)、R(ジャンプ)と基本操作にボタンを四つ使っていることを考えると、かなりハードルを下げるために考えつくされていると感じます。

ちなみに前作『カービィのエアライド』では、なんとBボタン一つだけだったというのですから、驚きです。

走る

今作のマシンは、何も押さなくても前に進むオートマタイプ。

それをスティックで左右に動かすだけでコース取りが可能です。

Bボタンブレーキの役割です。

ポイントは、Bボタンの「プッシュ」でブレーキをかけながらカーブすることで横滑りのドリフト走行ができること。

この時に「チャージ」が溜まり、カーブ終わりでBボタンを離した瞬間、一気にダッシュします!

飛ぶ

コース内にある踏み台を超えるだけで、簡単に滑空することができます。

このとき、スティック操作でマシンの角度を変えることで、飛行具合を微調整。

地面と平行着地すれば、さらにスピードアップすることができます。

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クイックスピン

スティックをガチャガチャと動かすことで、クイックスピン

マシンを振り回して体当たりし、敵を蹴散らしたり、ボックスを壊したりできます。

コピー能力

敵に近づきBボタンを押すと、カービィお得意の能力コピーができます。

今作で目新しいのは、カービィ以外のキャラクターも特殊な帽子をかぶることで「キャプチャー」というコピー能力と同等の能力を手に入れたこと。

カービィを巡ってのプレイヤー同士のケンカが解決しますね!

スペシャル

走ったり戦ったりすることで溜められるゲージは、満タンにしてYボタンを押すことで、スペシャルを発動できます!

スペシャルの内容はライダーごとに違いますし、カービィに至っては色ごとでも変わって来るので、それぞれの個性を発揮させる楽しさがありますね。

 

『カービィのエアライダー』はプレイ人数が少ない

『マリオカートワールド』の一つの特徴が、レース人数の多さです。

前作『マリオカート8』の倍にも及ぶ24人

わーっと大人数で遊ぶパーティ感は演出されますが、一度に同時にプレイできる人数の上限は4人のままなので、24人中20人はNPC。

つまり、それだけ負ける確率が高くなったということです。

特にシビアなのが「サバイバル」モード。下位の人から脱落していき、最終的に生き残った上位者のみのしのぎを削るバトルが展開されます。

レースゲームが得意な人は熱くなる要素なのですが、不得意な人、特に競争事が苦手な人には苦痛にもなってしまいます。

特に、兄弟間年齢差のある子ども同士でプレイすると、年少者にはキツイレース展開となる可能性が高くなってしまいました。

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しかし、『カービィのエアライダー』の「エアライド」モードは、最大人数が6人

6人に1人は1位になれるため、勝率が高くなります。

負けてもお得な要素で、負け損感を軽減

ミニゲーム的な要素が強い「シティトライアル」モードでも、レースやバトルが苦手な人への救済策が考えられています。

例えば、アイテム集めでマシンを育てる前半戦中にランダムで発生する「イベント」。

ゲームに不慣れな人は苦手意識でスルーしてしまいがちですが、「イベント」に参加しさえすれば、貢献度によってマシンが強化されるのです。

もちろん、参加不参加も自由なのですが、苦手だからと逃げ続けていては、いつまでたっても上達しません。

せめて参加だけでもすることでちょっとお得になれるのは、苦手な人にも心強い要素だと思います。

何度か挑戦している内に、楽しさに気づけることもありますから。

 

『カービィのエアライダー』はレースが短い

『マリオカート』シリーズは、元々4レースが1セットのグランプリがデフォルトです。

1レースも一つのステージを3周するのがデフォルト。

『マリオカートワールド』になるとさらに、次のレースに向かうまでのロードがほとんどなく、前のレース会場から次のレース会場に向かう道中もレースになるという演出が特徴。

レース好きは絶え間なくレースできてアドレナリンが出まくるのですが、苦手な人や休憩をはさんでマイペースに次に望みたいタイプの人には息つく暇がなく、追い詰められかねないという厳しい要素でもあります。

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しかし『カービィのエアライダー』は、11レース1で終了。

その1レースも10分もかからないので、苦手な人や小さな子でも「ちょっとだけなら」と気軽に参加できます。

ただ、「エアライド」モードはコースが5コースだけと、種類は少なめなので、今後追加されることを期待したいです。

しかしこれも、レースゲームとしては破格の広大なワールドを前面に押し出した『マリオカートワールド』と逆を狙った結果かもしれません。

『カービィのエアライダー』は、ランダムがある程度選べる

普通、ゲームのランダム要素は、選択肢がありません

当たり前です。ランダムなのですから。

しかし、そこを一ひねりしたのは『カービィのエアライダー』の革命的な要素ではないか、と考えています。

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「シティトライアル」モードの後半戦は、7種類のミニゲームの中からランダムで選ばれますが、

ランダムで4種類に絞られるだけなので、その中からさらにどれを選ぶのかはプレイヤーにゆだねられるのです。

その4種類は似た要素のゲームが被らないように選ばれるので、自分のマシンの育て具合にあったゲームが必ずあるはず。

運よく自分一人だけ選んだ場合は不戦勝も狙えます。

『カービィのエアライダー』は、ゲームに不慣れな人、苦手な人のプレッシャーを緩め、できるだけ楽しんでもらおう、という気づかいが随所にあります。

それどころか、このゲームをきっかけにゲームが好きになる人も多く出そうだな、と期待しています。

『カービィのエアライダー』のまとめ

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カービィシリーズのレースゲーム『カービィのエアライダー』。

任天堂のレースゲームというと『マリオカート』が代表作ですが、『マリオカート』よりもさらに、ゲーム初心者、不慣れな人、苦手な人、小さな子など、言うなれば「ゲーム弱者」と言えるような人たちに寄り添うよう配慮されたゲームとなっています。

この『カービィのエアライダー』をきっかけに、ゲームがより多くの人を笑顔にできる存在になるといいですね!

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