『天幕のジャードゥガル』は、13世紀のモンゴルに実在した魔女ファーティマ・ハトゥンをモデルにした作品です。
WEBコミックサイト『Souffle』で2021年9月25日から連載開始し、絵本のようにかわいらしい4~5等身の絵柄でありながら、当時のイスラムやモンゴル文化のリアルな描写と、卓越したシナリオに、多くの人が度肝を抜かれました。
そんな『天幕のジャードゥガル』がまさかのアニメ化となり、一体どうなってしまうのかと心配の声も多くありましたが、原作の絵柄や雰囲気を残しながらアニメーションならではの意欲的な表現に、早くも称賛の声が上がっています。
世界的に見ても珍しい、イスラムやモンゴル文化を舞台にしたアニメという意味でも、世界中から注目を浴び、議論も絶えません。
『天幕のジャードゥガル』はいつからどこで見られる?
『天幕のジャードゥガル』はテレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠で、2026年7月4日(土)より放映開始しています!
放送情報
放送開始が速い順に、以下の通りになっています。
- “IMAnimation” 2026年7月4日(土)より 毎週土曜 23:30~
- BS朝日 2026年7月4日(土)より 毎週土曜 1:00~
- AT-X 2026年7月5日(日)より 毎週日曜 22:30~ リピート放送:毎週木曜 4:30~ 毎週日曜 7:30~
- CSテレ朝チャンネル1 2026年7月12日(日)より 毎週日曜 22:00~
- アニマックス 2026年8月1日(土)より 毎週土曜 21:00~
配信情報
2026年7月5日(日)より 毎週日曜 0:00~ 順次配信スタート
- ABEMA
- DMM TV
- dアニメストア
- dアニメストア for Prime Video
- dアニメストア ニコニコ支店
- FOD
- Hulu
- J:COM STREAM
- Lemino
- milplus 見放題パックプライム
- Netflix
- Prime Video
- TELASA
- TVer
- U-NEXT
- WOWOW オンデマンド
- アニメ放題
- ニコニコ
- バンダイチャンネル
『天幕のジャードゥガル』はどんな話?
物語の舞台は、13世紀のモンゴル帝国。
当時、地上最強を誇る大帝国であったモンゴル帝国に、捕虜として連れてこられた奴隷の少女ファーティマが主人公です。
ファーティマの元の名は、シタラ。当時、世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身です。
母を亡くし、故郷から遠く引き離された幼い奴隷シタラは、イラン東部の都市トゥースで、とある学者一家の奥方ファーティマの目に留まります。
奴隷だろうと誰だろうと、知を求めることはイスラム教徒のつとめ…「ハーディス」の勧めるところ。ファーティマはシタラに教養をつけようとします。
賢くなればますます遠い所へたらい回しにされる、と最初は勉学を拒否し逃げようとしたシタラですが、ファーティマの息子ムハンマドに「賢くなれば、どんなに困ったことが起きたって何をすれば一番いいのか分かる」と諭され、勉学に励むようになります。
ムハンマドはやがて、あらゆる知恵と出会い、心理を探すために故郷を離れますが、手紙を通した二人のやり取りは続きました。
そして、8年後。ムハンマドの勧めで「エウクレイデスの原論」の写本を手に取るシタラに、ファーティマは、ムハンマドに一人の人間として仕えてほしい、と伝えます。
しかし、その矢先、モンゴル帝国の軍勢がトゥースを侵攻。
ファーティマと共に家の書籍を守るため地下に逃げ込んだシタラでしたが、モンゴル帝国軍を率いる第四皇子トルイその人の急襲を受けます。
イランの文字も読めないのに、トルイは通訳の少年シラに調べさせながら、なぜか『原論』を特定し奪います。
それは、ファーティマにとって大切なもの。決死の覚悟で取り戻そうとするシタラを襲ったモンゴル兵の凶刃を受けたのは、シタラを守るために飛び出したファーティマでした。
シタラを「私の娘」と呼び力尽きたファーティマ。
奪われる『原論』。
ムハンマドがいた町ニーシャプールも、トゥースより先に壊滅したことを知り、
なんとか合流できた同僚の奴隷たちも、捕虜として連れて行かれる間に相次いで倒れ、
シタラは絶望に沈んだ先で、モンゴル軍の通訳をしていた少年シラに声をかけられます。

『原論』を欲したのは、トルイの正妃ソルコクタニであること。しかし、『原論』を読める人間がシタラしかいないことを知り、シタラは「ファーティマ」と名を変え、ソルコクタニの元で『原論』の指南役として収まります。
しかし、1229年。チンギス・カンの死後、王族内の権力が不安定な中、ファーティマはソルコクタニに次男チャガタイを探るよう命じられます。
潜入任務に失敗し、オゴタイの第6婦人ドレゲネの前に引き出されたファーティマでしたが、ドレゲネはモンゴルと敵対していたメルキト族長の妻であった女性。
夫と一族を討たれオゴタイの妃にされたドレゲネとファーティマは、モンゴル帝国への復讐のために動き出すことになります。
これは、後に「魔女」と呼ばれるファーティマ・ハトゥンが、第二代皇帝オゴタイの第6婦人ドレゲネと出会い、大帝国を揺るがす、モンゴル後宮譚です。
『天幕のジャードゥガル』の原作は完結している?

『天幕のジャードゥガル』は、WEBコミックサイト『Souffle(秋田書店)』で鋭意連載中です!
2021年9月25日から連載開始し、第6巻まで出版しています。(2026年7月15日現在)。
『天幕のジャードゥガル』のまとめ
『天幕のジャードゥガル』は、13世紀モンゴル帝国の後宮を舞台に、国と大切な人々を奪われた妃と少女が手を取り合う物語です。
絵本のようにかわいらしい絵柄でありながら、文化背景の描写、表情や演出のち密さは息を飲むものばかり。
海外からも注目されている作品です。
これがどう展開されていくのか、目が離せません!
