今回は、ラブコメアニメの中でも屈指の名作とされる「とらドラ!」の名言・名シーンについてご紹介します。
この作品は、2008年に放送されたものですが、新たな形のラブコメとして現在でも人気を博しています。
アニメの構成として主人公とメインヒロインがお互いの恋を応援するという物語であるためです。
さて、そんなアニメ「とらドラ!」の名場面・名シーンをランキング形式でご紹介していきたいと思います!
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とらドラ!名言・名シーンランキングTOP10
皆さんは『とらドラ!』に『CLANNAD』の古河パンが登場していたのを知っていましたか?#とらドラ pic.twitter.com/gzOThb1QqS
— ヘボヘボ泡.。o○ (@HEBOhebo_bubble) August 28, 2020
それでは第10位の実乃里のセリフから見ていきましょう!
第10位「だって…ビビっても無駄じゃん。だから弱気はかっ飛ばす!」
竜児と実乃梨が2人で蔵に閉じ込められてしまった時の実乃梨の一言です。
閉じ込められてしまった2人は不安を紛らわすために野球をすることにします。
実乃里は「ピッチャービビってる、ヘイヘイヘイ!」と竜児を煽ります。
しかし、竜児は実乃里が震えていることに気づくのです。
それに対して実乃里はこの言葉を口にします。
いつも明るい実乃里の強さが垣間見えたシーンですね。
第9位「高須君てさあ、たまに優しいんだから…」
亜美の悲し気なセリフです。
亜美の別荘に竜児たちが遊びに来た際のセリフです。
最終日の花火をしている時に竜司は亜美に「俺はお前がいないと寂しいぞ。」と伝えます。
今まで自分が寂しいかどうか考えたことがないという亜美に「だって俺たちはその…」と対等な友達であることを伝えようとします。
この竜児の優しさに触れた亜美は小声でこのセリフを口にするのです。
裏表が激しい亜美の苦悩が見てとれるシーンですね。
第8位『亜美の別荘での竜児と実乃里の会話』
亜美の別荘で竜児は実乃里と2人になる機会がありました。
チャンスだと思った竜児は「櫛枝は彼氏とかっているのか?」と勇気を出して聞きます。
すると実乃里は幽霊に例えた話をするのです。
幽霊が見えないことを恋愛ができないことに例えて話す実乃里の答えは「彼氏はいない」でした。
これに対して竜児は「お前に見てほしがってる霊がどこかにいるって思うから。」とたとえ話で返します。
このように少し考えさせられるシーンが「とらドラ!」の真骨頂であると言えるでしょう。
第7位『大河の父親をめぐる喧嘩』
ある日、長い間姿を現していなかった大河の父親が大河の前に現れます。
竜児は大河の父親と話をしてもう一度大河と暮らしたい意思があることを知るのです。
そして、迎えに来た父親が大河の家にやってきた際に大河と竜児は喧嘩になってしまいます。
竜児は大河を激しく押さえつけてまで説得しようとしますが、途中で大河のためではなく自分のために怒っているのではないかと気づきます。
しかし、大河は悲しそうな顔をする竜児を見て父親のもとに帰ることに決めます。
このどうすることもできないすれ違いに憤りを感じざるを得ない名場面です。
第6位「竜児は私のだー!誰も触るんじゃなーい!」
大河が本心を口にした名場面です。
大河と亜美は竜児をめぐって水泳対決をすることになります。
そして大河はビート板を使って勝負に挑みますが、足を釣ってしまうのです。
これを助けた竜児に向けた「主人がお前のために頑張ってんだ、もっと喜べこの鈍犬野郎!」という言葉にもドキッとしましたね。
しかし、この後プールサイドから落ちてきたクラスメイトのせいで竜児は溺れてしまいます。
誰も竜児を助けなかったことに対して大河は泣きながらこのセリフを口にするのです。
大河がこのように感情をあらわにしていることに感情移入してしまいました。
第5位『ミスター福男の徒競走』
大河のお父さんの問題で喧嘩になってしまった実乃里と竜児。
学園祭のミスコンが終わった後に突如開催されたミスター福男になるための徒競走で勝負することになります。
しかし、そこでは実乃里が身を挺して竜児を先に進めようとします。
大河を心配する2人の必死さには胸を打たれました。
最終的には手をつないでゴールすることになりましたね。
大河のお父さん騒動のクライマックスにはもってこいの名場面です。
第4位「殴り込みじゃーーー!!!」
大河が生徒会長であるすみれに喧嘩を売りに行くシーンでの一言です。
すみれの次の生徒会長として北村が立候補をしたものの、選挙では想いを寄せていたすみれに告白をします。
しかし、すみれはのらりくらりとそれをかわすだけでした。
そのような対応に傷ついた北村の為に大河は殴り込みをします。
2人の喧嘩は想像を絶する激しさでしたね。
熱くなった2人の心の底からの言い合いはとても心に響きました。
北村を想う故の喧嘩でしたから悪くない喧嘩だったのかもしれません。
第3位『大河との再会』
竜児と大河の逃避行の末、大河は転校することになってしまいます。
転校した大河に写真を送るシーンも感動的でしたが、やはり最後の最後の再会のシーンは名場面から外せないでしょう。
「手に入れるべきたった1人がちゃんとそれを見つけられる。」という竜児の言葉と共に掃除ロッカーから大河を見つけたシーンには全てが込められていたと思います。
そして、再び「好きだ。」と大河に伝える竜児がかっこよかったですよね。
大河はとても恥ずかしがっていましたが(笑)
とても綺麗で素敵な終わり方だったといえるのではないでしょうか。
第2位『大河が自分の気持ちに気づくシーン』
クリスマスまでずっとお互いの恋を応援していたつもりの竜児と大河でしたが、ついに大河は自分の気持ちに気づいてしまいます。
クリスマスに行われた聖夜祭の裏で、大河のためにサンタクロースに変装して家を訪れる竜児。
大河は学校に戻るように竜児を促しますが、そこでやっと自分の本当の気持ちに気づきます。
裸足で走り出し、「竜児―!竜児…竜児…」と何度も叫ぶ姿はとても心に残っています。
そしてそれを実乃里が見ていたのです。
なんとも皮肉とも言えますが、友情と恋愛について考えさせられてしまうシーンでした。
第1位『バレンタイン』
物語のクライマックスにふさわしい大河、竜児、実乃里、亜美、北村が揃って大河の気持ちに向き合う場面です。
スキーをしていたときに崖から落ちてしまった大河を助けた竜児でしたが、大河の口から竜児のことが好きという言葉を聞いてしまいます。
これを聞かなかったことにして北村が助けたと言うことにしていました。
しかし、大河の口からボロが出てしまい実乃里は大河に本当の気持ちを伝えろと迫ります。
自分の気持ちを抑えて大河のために動く実乃里と亜美には感情移入してしまいました。
5人の様々な気持ちが交差したが故に成り立つとても感動的なシーンです。
とらドラ!名言・名シーンまとめ
「とらドラ!」は友情と恋愛は両立できるのかということについてとても奥深く描かれている作品だと思います。
亜美や実乃里の想いが読み取れるシーンや大河と竜児のすれ違いなど名場面を挙げたらきりがありません。
結構、前の作品ですが、今視聴しても良い名作です。
ぜひ最初からこの作品を見て、この作品の良さを感じてみてはどうでしょうか。
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