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フルーツバスケットpreludeはどこで見れる? つまらない? 本編視聴必要?

フルーツバスケット prelude』はアニメ『フルーツバスケット』の劇場版です。

これがYouTubeで期間限定無料配信されるということで、改めて注目を浴びています。

話の内容は、主人公本田透の両親の話だという事ですが、評判はどうなのでしょうか。

本編を視聴していないと着いていけない内容なのか、

YouTube以外でどこで見られるのか等、『フルーツバスケット prelude』の気になる情報をまとめてみます!

目次
 

\Amazonブラックフライデー/


\11/29〜12/6の期間限定/


 

フルーツバスケットprelude無料はいつまで?

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『フルーツバスケット prelude』がYouTubeで無料配信されるのは

2023/9/16(土)12:00 ~ 2023/10/16(月)12:00 です!

昼の12時で期間が切れるので、ギリギリで見る人は要注意です!

丸々一カ月間も配信してくれるのはありがたいですね♪

フルーツバスケット preludeは他にどこで見られる?

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YouTubeで見られるとはいえ、当然のことながら期間が過ぎると見られませんし、無料会員は容赦なくCMが入ってしまって気持ちをそがれてしまいます。

それが気になる方は、やはり動画配信サイトで見ることをお勧めしますよ!

2023年9月現在、以下の配信サイトで見られます。

  • U-NEXT
  • dアニメストア
  • Lemino
  • Amazonプライム
  • DMM TV
  • FOD Premium

特に最初のU-NEXTdアニメストアLeminoは会員登録して最初の31日間無料、AmazonプライムDMM TVも最初の30日間は無料なので、これを機会にお試ししてみるのもお勧めですよ!

 

フルーツバスケット preludeは本編視聴必要?

フルーツバスケット preludeは原作やアニメで本編を見ておいた方がい良いのでしょうか?

結論を先に言うと、本編視聴必須です! 特に映画開始32分(第1部)の内容は!

実はこの映画、約1時間半の内、最初の32分(第1部)主人公とは別視点で再編集されたダイジェストなのです。

専門用語も容赦なく飛び交い、基本設定を知っていても話の流れを把握していないとなんの話かわからないので、もしも本編を知らずに見るのなら、思い切って最初の約32分(第1部)を飛ばして後半約1時間分(第2部/約24分、第3部/約31分)だけ見ることをお勧めします。

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ただ、後半の第2部、第3部は、アニメではあえて語られなかった話ですが、かなり原作順守で、原作勢に目新しい面は少ないです。

原作未読のアニメ勢には是非ともこの映画を見てほしい!

というか絶対見て!これを見ないとフルバは完結しません!

というくらい必要な話ですので、アニメ勢は全員見てほしい映画です。

第1部の内容

第1部は主人公本田 透(ほんだ とおる)の母本田 今日子(ほんだ きょうこ)と草摩 夾(そうま きょう)の因縁を、夾の視点でわかりやすく組みなおしたダイジェストです。

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何故そんなことをわざわざ映画で?と思う人もいるかもしれませんが、

夾と今日子さんの因縁は本編終盤までにおわせる程度でなかなか明かされず、終盤は明らかにされる情報量の多さ、登場人物たちの情緒のぐっちゃぐちゃ具合が相まって、「夾が何故ここまで思いつめ、こじらせ、天邪鬼になってしまったのか」が少しとらえきれにくい感じがありました。

本編の話の構成に不備はなく、最初から設定も話の筋もブレは無く、「ここしかない」という最適なタイミングで最適な情報開示がされてはいたのですが、

終盤が本当、それぞれの辛い過去、辛い葛藤の目白押しで、私も本編を読みながら「ちょっと、夾視点で話の筋を整理、見直すことができたらな…」と思っていました。(欲を言えば由紀や紅葉等他キャラクターの視点でもおさらいさせてほしいくらいです)

その機会が叶って大変ありがたく、「あぁ、それでここでこんな言葉・態度が出て、こういう判断に至ったんだな」と改めて腑に落ちることができました。

そして、この第1部の中で今日子さんが夾にかけた言葉の数々が、第2部、第3部の今日子さん編に必要な言葉でもあるので、一つの映画の中で両立させることが可能でした。

第2部、第3部の内容

映画開始30分以上経ち、第2部開幕時にようやく『フルーツバスケット prelude』のタイトルが流れます。

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本編でも散々触れられてきましたが、透の母今日子さんは、透とは真逆の元・暴走族という極端な過去のある人です。

家庭を顧みない父と、父や世間の顔色を窺ってばかりの母。

家族ぐるみのお出かけはおろか、食卓を囲むこともほとんどない冷え切った家庭で育った今日子は、小学校卒業前には荒れ始め、中学もロクに通わず暴走族仲間とつるむようになりました。

しかし「つるむ」と言っても仲間に心を開いているわけでもなく、ただただバイクを走らせては満たされない思いを持て余す日々。

そんな彼女が中学3年生のある日、たまたま出会ったのが、教育実習生として中学に来ていた本田 勝也(ほんだ かつや)だったのです。

 

フルーツバスケット preludeの評判

フルーツバスケット preludeの評判は、とにかく「泣ける!!」というものが大多数。

あまりにも多くの人が「泣ける」「泣いた」と連呼しているため、逆に胡散臭さを感じてしまいかねないほどです。

その反面、「正直、映画館で見るほどじゃ…」という声もちらほら見られます。

悪い評判

悪い評判は「わざわざ映画にするほどではない」という方向性が多いです。

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ボリューム不足

まず言われるのがボリューム不足であること。

先にも書きましたように、この映画は前半30分が総集編で、後半1時間が今日子と勝也のエピソード。

「今日子と勝也のエピソードだけではボリューム不足だから、総集編で水増ししたのでは?」と感じる人もいるようです。

特に、最近の映画は2時間越え、3時間越えもあるほど長時間映画が主流の中、水増しした上でようやく1時間半ではボリューム不足に感じてしまう人が出るのも仕方がないかもしれません。

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クオリティ不足

今回のアニメ版フルーツバスケットは、作画が崩れることも度々ありました。

そんなアニメも、映画化するときは目を見張るほど作画クオリティを上げてくることが多いのですが、

フルーツバスケット preludeの場合は、テレビアニメ版からあまり大きくは上がらなかったように感じます。

最も、アニメ版もそこまで作画が崩れていたわけではなく、たとえ作画が崩れていたとしても

「ここぞ、と言うシーンは心血注いだクオリティ」「作画が崩れたとしても表情クオリティが高い」

と言う、フルバを描くうえで要点を抑えたこだわりが見られたので、私は今回のアニメ化に全体的に信頼を寄せており、映画版もそのこだわりが貫かれていたので特に不満はありませんが、

上記したボリューム不足と合わせると、確かに物足りなさを感じてしまうのは仕方がないのかもしれません。

良い評判

とにかく「泣ける」と言うコメントが多い今作。

具体的にどんなシーンが泣けるポイントなのかあげてみましょう。

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第1部 夾の葛藤

※ 第1部は本編終盤に絡むかなりのネタバレです!

第1部は夾視点の総集編ですが、何故わざわざそんな手のかかる事を映画でしたのかと言えば、夾の複雑な背景とそれによる内面を理解・考察するには、夾の時系列でそれを整理する必要があるからです。

第1部はそれを細かいところから拾い上げ、丁寧にわかりやすく整理してくれ、夾の今までのちょっとした一言や表情、言動の意味がようやく深く理解できるようになっています。

特に、今日子さんが夾に与えた影響、トラウマに関しては、本編ではどうしても断片的だったり開示できる順番が複雑だったりで時系列で追いにくかったものが、今回整理されたことで、

夾が透に出会ったその瞬間から苦しみ続け、その苦しみを抱えながらも透に惹かれ焦がれずにいられず、大事に思えば思うほど、自分から遠ざけなければいけなかった

その意味が胸を打ちます。

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フルーツバスケットファンとして夾視点で再編集しなおしてくれたことは、心から感謝せざるを得ません。

普通に総集編を作るのとはわけが違う複雑さだったことは想像に難くなく、全体的にクオリティが低いという指摘はありますが、この再編集の丁寧さで十分お釣りがくるとわたしは感じています!

第2部 今日子の葛藤

冷たい家庭環境が原因で、所謂グレていた今日子。

偶然出会った勝也の言葉に真髄を突かれ、「寂しい」と本音を吐露し泣きじゃくります。

「寂しさ」と言うものは、人間皆が抱える根源的な痛みの一つであり、

「寂しい」と泣きじゃくる今日子は、自分の寂しさを引き出し受け入れてくれた勝也に、

勝也は「寂しい」と素直に泣きじゃくれる今日子に、急速に惹かれていきます。

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恐らく常識的な道からは外れた二人が、普通なら理解されないだろう寂しさを理解し支えあう健気さは、「寂しさ」を抱えた人たちの心に響くようです。

第3部 勝也の死

透を授かり、出産し、三人はささやかで穏やか幸せを過ごします。

しかし、勝也が突然世を去ります。

そこからの今日子の絶望は、直視するのが辛いほど凄惨なものです。

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まともに生活もできず、テレビを垂れ流し横になっていることしかできない日々。

何日も経過しているはずなのに、勝也の荷物を整理してから今日子の衣服が変わっていないことからも、生活の破綻ぶりが伺えます。

時折視界に入る透だけは毎回衣服が違うことから、無意識にでも娘の最低限の世話だけはしていたのかもしれず、それもまた涙を誘います。

ネグレクトどころか自分自身の身の回りすら手につかず放心し続ける今日子の姿はあまりにも痛々しく、それを見守る事しかできなかった3歳の透もどれだけ苦しんだことでしょう。

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世界にたった一人の愛する人を、「この人と一緒なら生きていける」と互いに思い合えた人を失う痛みをまざまざと見せつけられ、涙を禁じ得ない人が多いようです。

第3部 透と夾の幸福

映画の最後を飾るのは、アニメ版はもちろん原作にもない、透と夾の卒業後の姿です。

左の薬指に指輪が確認できるので、すでに婚姻済なのかもしれません。

透と夾自身の紆余曲折、今日子と勝也たちの寂しさと幸福、その先にようやく描かれる現在の透と夾の穏やかで健やかな日々は、尊く輝いて見え、思わず涙腺が緩んでしまう人を多く出しました。

まとめ

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『フルーツバスケット prelude』は、映画としてのクオリティは難がつくところもありますが、

原作、そしてアニメで本編を楽しめた人なら、一度は見ておく価値のある作品です!

特にアニメの方は、この映画のために勝也のことを極力避けて描かれていたので、アニメフルーツバスケットファンはこの映画で補完してください!!

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