中村悠一さんがNintendo Switch 2の抽選に落選した、というニュースがSNS上を駆け巡ったのは、抽選当落発表の2025年4月24日。
なぜ、声優の中村悠一さんが注目されたかというと、彼は他でもない『Nintendo Direct』の専属ナレーターだからです。
その上、中村悠一さん自身が生粋のゲーマー…どころかゲーム廃人として知られており、ご自身がMCを務める番組でもその知識と技術を振るっているほど。
そんな彼が、Nintendo Switch 2を欲さないわけがなく、なんなら専属ナレーターとして優遇されていても文句が出ないほどの存在なのですが、結果は容赦のない落選。
落選して以降、X(旧Twitter)上のあちこちで上がる、数多の声優さんたちの当落発表に、粘着質に絡んでいく中村悠一さんの姿が見る人の涙と笑いを呼び、一つのエンターテイメントにまで昇格してしまったので、ここでそれらをまとめていきます!
中村悠一さん落選が発覚

当落発表日の22時過ぎ、中村さんのXに悲鳴と共に落選通知の画像が張られました。
あまりのショックからか、中村さんは「当選してる人とは絶交します」と宣言。
これが全ての発端となりました。
中村悠一さんの当選者への絡み

まず、上記の「当選した人とは絶交」ポストに反応したのは、当選してしまった竹達彩奈さん。
「絶交しないでください!!」とすがる彼女に、中村さんは、「え?」というコメントとと共にユーザーブロック画面をつきつけます。
高野麻里佳さんも当選お知らせポスト。
その後、中村さんの絶交騒動を知ってか「中村悠一さんとまだ出会ってなくてよかったー」とポストすると、その返信に中村さんが登場。
まだ知り合ってもいない後輩声優へ、ブロック画面を突き付けるベテラン声優。
下手するとパワハラなのですが、中村さんがすると笑いに繋がるのは人徳というべきか、ゲーム廃人であることへの信頼というべきか…
すでに親交のある後輩高橋ミナミさんも「お世話になっている先輩なので残念です…さようなら…」というコメントに、中村さんの「え?」が来訪。
さらには、中村悠一さん(落選者)と竹達彩奈さん(当選者)が共演した「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」のイラストレーターかんざきひろさんが、冒頭のやり取りを知ってか、
Switch2を掲げた高坂 桐乃(こうさか きりの/cv.竹達彩奈)が、悔しげな表情の高坂 京介(こうさか きょうすけ/cv.中村悠一)の横を通り過ぎるイラストをポスト。
これにも中村さんの「え?」が来襲しましたが、実はかんざきひろさんご本人は落選した仲間だとのことです。
中村悠一さんは当選者以外にも当たりが強い?

中村さんの絡みポストは、落選者たちにも巡っていきました。
落選報告した山田裕貴さんには「マヴ」と一言。どうやら許されたようです。
『マヴ』とは、現在放映中の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の専門用語。
二人一組で戦う戦法を取るMSペアの相方のことを『マヴ』と呼ぶのです。
しかし、同じく「今回は友達でいられそうだよ…」と落選ポストをしていた安元洋貴には、呼ばれてもいないのに「でもPS5当たったよね?」と過去をほじくり返す陰険さ。
「応募してない僕と今度ご飯いきましょう ひとまず。」と慰めてくれた岡本信彦さんにも、「まずは舞台に上がれ」と一刀両断。
すっかりやさぐれてしまいました…
そのかたくなな姿に、ご自身は落選したものの、奥さんの竹達彩奈さんが当選してしまった梶裕貴さんは「僕はセーフですか…???」と怯えるコメントをポストしています。
一方、杉田智和さんは…
中村悠一さんが落選し、亡霊のように当選者の元を徘徊する姿に、ファンからは「杉田は大丈夫か」という声が次々と上がりました。
中村悠一さんと杉田智和さんの仲の良さは有名な話。
もしも杉田智和さんが当選していたら、二人の仲に亀裂が入るのでは…と期待、いや、心配されていたところ、杉田さんのポストが。
まさかの、応募自体を忘れていたという報告に、中村&杉田ファンは一同、胸をなでおろしたのでした。
ちなみに、そんな杉田さんに元には、小野賢章さん、武内駿輔さん、佐久間大介さん、宮田俊哉さん、と続々と「応募忘れていた」人たちが集い、この方たちを「杉田組」、落選した人たちを「中村組」と呼ぶ流れができています。
中村悠一さん落選で落選者のメンタルケアに?

中村悠一さんの抽選にまつわるツイートがもてはやされたのには、訳があります。
元々、ゲーム廃人として知られる中村悠一さんがNintendo Directのナレーションに起用された時点で、誰よりもゲーム好きである彼が「早い段階で新情報を得ながら、それを一切周りに漏らしてはならない」という業を背負っていることに同情を寄せる声が多くあったのです。
それだけ、ゲームを愛する気持ちも、仕事への誠実さも評価されてきた彼が、まさかの落選。
その事実は「例え身内であっても、公平な抽選でふるいをかける」という任天堂のプロ意識も再評価されながら、
「あの中村悠一すら落選するのなら、自分たちが落選するのも仕方が無い」と、220万人中の大半を占める落選者たちの気持ちを慰めてもくれました。
おかげで、ネット上に任天堂への怨嗟の声はほとんど見られず、落選者たちは二言目には「中村悠一も落ちてるしな…」「中村悠一だけは優遇してプレゼントしてあげてもよかったのに…」と傷をなめ合い、中村さんの次の当選を応援するという不思議な流れが出来ました。
ちなみに、中村悠一さんには、カービィの生みの親である桜井政博さん(当選者)により、記憶を消す光を当てられる、というオチがつきました。
中村悠一さん落選騒動のまとめ

Nintendo Directのナレーションを務める中村悠一さんが、一切の優遇を受けずにNintendo Switch 2の抽選に普通に落選してしまった騒動。
落選してしまった中村悠一さんは気の毒ですが、その姿は多くの人の心を慰めてくれました。
落ち着いたら、当選者のブロック外してあげてくださいね。
あと、任天堂さんはできれば、中村悠一さんにSwitch2をプレゼントしてあげてください。
Nintendo Direct