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【ネタバレ】運命の巻戻士∞(エンドレス)編の時系列を徹底解説!(1)

『運命の巻戻士』∞(エンドレス)編は、『運命の巻戻士』至上最長で、最も複雑なストーリーです。

新キャラ2人だけでなく、敵であるクロックハンズも一度に3人も現れるし、それぞれの正体も意外なもので、能力も判明するまでわかりにくい。

読みながら何度も「解説がほしい!」と思った人も多いでしょう。

というわけで、全編解説することにしました。そうしたら、とても長くなったので11回に分けてUPします。

よくわからなかったところを理解してから読み直すと、キャラのセリフや表情なども伏線になっていたり、その心情がより深く理解できるはず!

複雑な分、込められたドラマ性も『運命の巻戻士』中屈指の名作なので、是非こちらの記事できちんと理解していってください!

この記事は、『運命の巻戻士』∞(エンドレス)編ネタバレ解説記事です。

単行本第7~12巻を読んだ後でご覧になってください!

目次
 

『運命の巻戻士』∞(エンドレス)編

第6章目に当たる∞(エンドレス)編は、話が長く複雑なので、節で分けて全体の流れをとらえる必要があります。

「起承転結」と言えばわかりやすい人も多いと思うので、この長い「∞(エンドレス)編」をまずは起承転結に分け、その中でもさらに細分化してみましょう。

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∞(エンドレス)編の流れを分割して整理

∞(エンドレス)編の流れを「起承転結」の四分割を基準に整理すると、次のようになります。

まず始まりの「起」は、問題が以下の点に終始しているのでわかりやすいです。

それは、クロノたちの本来のミッション。

海難事故回避

クロノと二人の新人ハイザキグレイの3人の巻戻士は、豪華客船ワダツミ号の水没事故を回避するために2072年8月10日午後4時に転送されてきました。

なので、まずはワダツミ号の水没事故を回避、浸水被害から乗客を救出することに奔走します。

PM4:05氷山への衝突を回避しても、PM4:12大波は回避しきれないので、水没自体は免れませんが、大波による水没は船の損傷が最小限だからか時間に猶予があるので、沈みゆく船尾から離れた船首近くの劇場に全員を避難させ救助させることになります。

全員救助できたかと思いきや、船尾近くのレストラン22人取り残されたことが判明。

レストランには、クロノたちが知り合った少年キンスケの弟ギンも取り残されていたことから、キンスケも同行することになります。

レストランにたどり着くまでは良かったのですが、レストランから脱出するためには、すでに水没している150mの廊下の先にあるセキュリティールームを操作する必要に迫られます。

クロノはキンスケの話をヒントに、廊下の水を過冷却で凍らせ、それを壊しながら進むという荒業で突破。

しかし、セキュリティールームからレストランに戻る最中、時間が止まり、廊下がループして戻れないという事態に直面。

ループする氷の廊下からの脱出が、承のメインストーリーとなります。

ループする廊下を攻略したら、あとは滞りなく、乗客全員を本来の目的地でもあるワダツミ島へ避難させることができました。

豪華客船の旅を締めくくる島の盆踊り大会への参加を誘われ、クロノたちはそれぞれの思惑を胸に参加することにしますが、それが大きな事件を起こします。

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盆踊り大会の花火が上がった瞬間、ハイザキがギンを殺害するのです。

未来でクロノのAIと出会ったハイザキは、将来クロックハンズ“4時”になるギンにクロノが殺されるという情報を持っていたため、クロノを助けるためにギンを殺したのです。

しかし、ギンを殺されたキンスケは、未来の自分たちに出逢い、クロックハンズになります

そうして、20歳になり“4時”になったキンスケが、“5時”“6時”も伴い、クロノを殺しに来たのです。

そして、“4時”の持つ能力”∞(エンドレス)”によってクロノが死亡

異常を察した本部のシライたちは調査の上、3人のクロックハンズによってクロノが殺されることを知り、時代を分けてクロックハンズを分散させ、戦闘することになります。

レモンとチャイヌは“5時”と、シライとアカバは“6時”と、それぞれ別の時代で闘い、苦戦を強いられますが、チャイヌとアカバがダウンしたものの、なんとか勝利。“5時”と“6時”の捕獲に成功します。

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“4時”はハイザキとグレイを、∞の形に流れ続ける水の塊“無限水牢”に捕らえますが、クロノがその中の歪んだ泡を壊し、二人を救出。

その合間にも何度も繰り返されるクロノの説得に“4時”の心が揺れますが、そこで“5時”“6時”が復活し、自分たちがそれぞれ40歳のキンスケ60歳のキンスケであることをクロノたちに明かします。

キンスケは、ギンが殺された原因のクロノへの復讐に一生をかけ、60歳で3回目の復習を遂げたらようやく自分の能力を使って死に、全てを決められた人生を終わらせることができるのだと言います。

改めて、そんな運命からキンスケもギンも救うと涙ながらに決意するクロノですが、それは逆にキンスケの神経を逆なでにしてしまい、キンスケは∞の形の花火を使って島全体を∞させてしまいます。

島全体を支配下に置いたキンスケは、クロノとグレイの命乗客全員の命を天秤にかけハイザキに選ばせようとしますが、ハイザキは“開眼”“経過(タイムラプス)”で全員を助けます。

そして、三人で力を合わせてキンスケのタイムマシンを壊すことに成功するのです。

しかし、タイムマシンを壊した瞬間、辺りは一片。何もない世界になります。

実は、∞型の花火を見た時から、クロノたちはキンスケの創り出す“無限夢”という夢の世界に囚われており、∞した島での出来事はすべて夢の世界でのこと。現実では一秒も経っていないというのです。

時間間隔すらキンスケに操作された“無限夢”の中で、クロノたちは全く何もない真っ白の無の世界で、体感時間888年経過した後で現実の1秒後に戻され、廃人となったところを殺す、とキンスケに宣告されます。

キンスケが去り、3人だけになった世界で、グレイ、ハイザキと力尽きていく中、クロノだけは“∞”を打破するためのつなぎ目を探し続けますが、1年経っても見つけだせず、絶望します。

しかし、トキネの幻覚に背中を押され、改めて奮起。クロノは新たな計画を打ち立て、ある理由から自分より早く現実に戻れるはずのハイザキに、現実に戻ったらすぐに本部へ戻り、他の巻戻士に“花火を見るな”と伝えるようにと指示します。

それを聞いたグレイが、誰よりも早く現実へ戻り、現実からクロノとハイザキを助け出します。

実はグレイの正体は、クロノが初期の任務で無人島から助け出した令嬢レイ

前の時代で、“無の世界”から現実に戻ったものの、転送に失敗し記憶を失ったハイザキから、クロノを助けるよう修行をつけてもらい巻戻士になっていたのです。

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グレイが参加した時点で最初から時代が変わっていた今回、ついにキンスケに打ち勝ち、クロノの死亡時刻を超えることに成功

クロノが死ななくなったためハイザキがギンを殺す未来も無くなり、ギンが殺されなければキンスケもクロックハンズにならない。

“4時”“5時”“6時”の三人のキンスケは、歴史が変わったことによって姿を消します。ギンが救われることを願って。

キンスケたちの想いを背負い、クロノたちは改めてリトライ。ワダツミ号の事故を防ぐところからやり直し、キンスケもギンも守り抜き、ついに任務完了。

キンスケとギンまでクロノに弟子入りを願い出て、“CASE88”はようやく終了したのでした。

∞(エンドレス)編を時系列で整理

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何度もリトライを繰り返すだけでなく、時間を止められリトライを封じられたり複数のキャラが手分けして様々な時代で同時に話が展開したり未来から来たハイザキと過去から来たグレイの背景が物語を動かしたりと、時間軸も複雑な∞編を年表でも確認してみましょう。

日付時間出来事
20323/2PM3:03シライ&アカバ VS 6時。3回目に勝利。
20526/11PM6:16レモン&チャイヌ VS 5時。336回目で勝利。
2062ハイザキが本部への転送を失敗し、ルカイ島に飛ばされてくる。「巻戻士」という言葉以外、記憶喪失。
2071シロ(ハイザキ)(20?)、レイ(9)と出会う。
20728/10PM4:00【∞編】到着。
PM4:05氷山豪華客船ワダツミ号氷山に激突。 ⇒ 23回目突破
PM4:12大波 ⇒ 169回目突破
PM4:28ループする廊下
PM6:00ワダツミ号水没時刻
PM6:48ワダツミ島到着
PM7:30ワダツミ神社にて大盆踊り大会
PM7:43ハイザキがギン殺害
PM7:484時、5時、6時登場。169回目突破。
PM7:48:8花火“無限極限(ファイナルエンドレス)”で時が止まる。
ハイザキ開眼“経過(タイムラプス)
無の世界(夢の世界)366日目、グレイ脱出
PM7:48:0.0004グレイ、無の世界から脱出。
PM7:48:9グレイがつなぎ目を破壊。クロノ、ハイザキ、夢の世界脱出
PM7:54クロノたち4時に勝利。
170回目のPM7:43全員生存確定。任務完了。
2076レイ、巻戻士になる。グレイに改名。2072年のCASE88へ転送。
20872093年から来たハイザキが巻戻士になる。
〈ハイザキが読んだ日記〉2087年2072年の氷山豪華客船ワダツミ号水没事故に取り組み、クロノ死亡。後続育成のため、クロノの再現AIが制作される。
〈ハイザキが読んだ日記〉2089年アカバ、レモン、シライ、ゴロー死亡。チャイヌ行方不明。(クロックハンズの持つ日記では、ゴロー以外の4人は5時、6時戦の後遺症が原因とされる)
〈ハイザキが読んだ日記〉2090年クロックハンズの襲撃に寄り本部壊滅。
2092“4時”=20歳のキンスケがいる時代。
20924/30ハイザキ(10)、鹿児島で家出中にAIクロノと出会う。
AIクロノの勧めで、保護してもらうために東京にある巻戻本部へ向かう。
2093ハイザキ、壊滅した本部地下8階のデータルームにて、クロノが2087年にCASE88で死ぬことを知る。
スマホン故障。AIクロノ消滅。
ハイザキ、2087年にタイムスリップ
2112“5時”=40歳のキンスケがいる時代。
2132“6時”=60歳のキンスケがいる時代。

本部がある2087年を基準に考えるとグレイは過去の人間ですが、実は2072年の“CASE88”の1年前にシロと出会い、巻戻士になるのは2076年。

一方、ハイザキがクロノに出逢った2092年はキンスケが20歳=“4時”が来た時代でもあります。

何か因縁を感じますね。

 

『運命の巻戻士』∞(エンドレス)編の解説(1)まとめ

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『運命の巻戻士』∞編の、今回は全体の流れを解説しました。

ややこしい∞編ですが、分割して整理していけば見えて来るものがあるはず!

次回からは話の流れに合わせて詳しく解説していきますので、お楽しみに!

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