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【ネタバレ】運命の巻戻士スパイ任務編の時系列を徹底解説!(3/3)

『運命の巻戻士』スパイ任務編の解説も今回で3回目。いよいよクライマックスです。

クロノチャイヌゴローの3人でクロックハンズ“3時”ハイドに挑みますが、ハイドの能力がわからないまま有無を言わせぬリトライアイへの攻撃とリトライの繰り返しで、精神的にも追い詰められていきます。

『運命の巻戻士』スパイ任務編は、どんな結末を迎えるのでしょうか。

そして、スパイとして活動してきたチャイヌの運命はどうなるのでしょう。

ここでは『運命の巻戻士』スパイ任務編の結末までをネタバレ解説をします。

単行本第5~7巻を読破されてからご覧になってください!

目次
 

『運命の巻戻士』スパイ任務編の解説(3/3)

『運命の巻戻士』スパイ任務編のクライマックスは、息つく間もないハイドからの攻撃の連続から始まります。

418~466回目 ハイドの執拗なリトライアイへの攻撃

3人の共闘が決まり、社長室に向かおうとした瞬間、「全員トラックにひかれろ」というハイドの声と共に道路を走る大型トラックの前に全員が放り出され、ひかれます。

チャイヌの右目から出血。クロノがリトライします。

ハイドが何かとトラックを使うのは、トラックにひかれ事故死したトキネの事件を思い起こさせるため。クロノに対する精神攻撃の意味もあります。

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419回目 突然、空中から降って来た鉄骨でクロノは右目を損傷。チャイヌは銃を構えたハイドの目の前に移動させられ、右目を撃たれます。

420回目 無数の銃器に囲まれ、集中砲火。クロノの右目が損傷し、ゴローがリトライ。

421回目、3人の目の前に出現した爆弾が爆発。クロノがリトライ。

422回目 地球の外に放り出されます。クロノがリトライ。

423回目 目の前に現れたハイドにゴローが傘で右目を突かれます。クロノがリトライ。

ハイドの作戦は、圧倒的な力の差を見せつけ、リトライした瞬間に一瞬で追い詰め続け、心の底から「もう二度とリトライしたくない」と思わせること

そうしてハイドが追い詰めた巻戻士は、本部に帰ることはできましたが、心を病んで再起不能になっていきました。その数、なんと324人にも上るそうです。

466回目。リトライした瞬間に襲われることを48回繰り返し、ついに3人のリトライアイが故障します。

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466~468回目 “入替”攻略

466回目、ハイドの居る社長室へ全員移動させられます。ゴローの携帯はハイドの手に。3人は手錠と足かせで捕縛されます。

その状態で、ハイドがゲームを持ちかけてきました。

ハイドは社長室の大きなガラス窓を失くし、そこからチャイヌの首を持って外に突き出し、今にも落とそうという体勢をとります。

それの反対側には、大量の爆弾を積んだトラックを配置。

トラックの向かう先には、入社試験の受験者たちの集合場所があります。

ハイドは、トラックが落ちる瞬間にチャイヌを持つ手を放し、クロノの手錠だけを外すと言います。チャイヌ受験者たち、どちらかの命を選ばせるゲームだというのです。

これもまた、二千人の命トキネの命を選ばせた、トキネの事件の再現です。

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AM9:00 トラックの落下と共にハイドがチャイヌを持つ手を放そうとした瞬間、ついにクロノが“開眼”します

その能力は、“複製(コピー)”

突然出現したもう一人のクロノがチャイヌを助け、元からいたクロノはトラックに飛び乗り、アクセルを全開にして受験者たちを飛び越えます。

AM9:03、クロノは3分前のAM9:00に戻り、チャイヌを助けます。

クロノの能力“複製”は、3分後の未来の自分を3分間だけ過去にタイムスリップさせる能力なのです。(そのため、3分間だけクロノが2人同時刻に存在することになります)

チャイヌと受験者たち、両方を助け出されゲームが失敗したハイドは、リトライします。

467回目。ゴローは“変形携帯”の機能でリトライアイを故障に見せかけていただけで、あと1回リトライが使えることが判明。何かを思いついたクロノが、二人に作戦を伝えます。

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この後、468回目の時に、クロノは「466回目に」ハイドの能力に気づいたと言い、作戦会議をする回想シーンも「466回目」と表記されていますが、「466回目」はまだハイドに翻弄され、3人で話す余裕もなく、その終盤にようやくクロノが”開眼”し、ゴローの故障が偽装であることも明かされないため「466回目」でハイドの能力に気づき作戦会議をするのは不可能です。

逆に、「467回目」なら、3人で話す時間があり、クロノもすでに”開眼”しており、ゴローがもう一度リトライできることも明かされるため、「467回目」の作戦会議で攻略未来を見つけていたと考えるのが妥当だと思います。

ハイドの能力は”入替(リプレイス)”同時刻の物体2つの場所を入れ替えることができるのです。

ただし、監視カメラに映ったものしか入れ替えることはできません。

そのため、監視カメラ(衛星のカメラも含む)に映る範囲の物しか対象になりません。

そこで、クロノは以下のような作戦を考えました。

  • ハイドに気づかれないようにクロノの“開眼”“複製”をする。
  • ハイドを社長室の外におびき出し、その間に”3分後のクロノ”が社長室のカメラの位置を覚える
  • ゴローがリトライした次の回(468回目)で、全員で社長室のカメラを壊し、ハイドの”入替”を封じる。

作戦を立てたところで、また社長室に移動させられた3人は、手錠と足かせをはめられます。

それらをチャイヌの槍で壊し、3人でハイドをつかまえます。(このときに“複製”成功)

“入替”は掴んでいるものごと入れ替えるため、全員がハイドを掴めば“入替”を使うことはない、とクロノが説明しますが、ハイドは構うことなく、また社長室の外の空中へ“入替”。(その間に“複製”のクロノが部屋中の監視カメラを探し出し、場所を記憶)

強風で全員散り散りになったところで、ハイドだけが“入替”で助かりますが、ゴローが隠し持っていた最後のリトライを使い、全員助かります。

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468回目。ハイドが社長室に呼び寄せた全員をバラバラに“入替”させて始末しようとした瞬間、3人全員が一斉攻撃。

しかし、全ての攻撃がハイドには当たらないでたらめな攻撃です。(ハイドに対する攻撃ではなく、部屋中の監視カメラを壊すための攻撃のため)

呆れたハイドが改めて“入替”しようとしますが、室内の監視カメラが全て壊れているためできません。

“入替”を攻略されたハイドがリトライしようとしますが、ゴローの#477“弩(ボーガン)”がタイムマシンを、チャネエの“一角獣之槍“がハイドの銃を貫き、クロノがハイドを捕獲。

しかし、そこで、ハイドの人格がジキルに交代。ハイドもまた多重人格だったのです。

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ジキルが持つ二つ目のタイムマシンの能力“省略(スキップ)”(自分の行動の過程を省略できる)でゴローの右腕を切断3人全員倒されてしまい、クロノだけでも転送しようとしたスマホンも壊されます

ジキルがクロノを始末しようとした瞬間、ゴローが#003“強制転送”でクロノとチャイヌだけを本部へ転送して逃がします。

転送を止めるよう必死に訴えるクロノに、ゴローは、

「クロノ…、お前は本当に、トキネに似てるな…。」

「全員救えよ、クロノ。」

という言葉を残しました。

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AM9:15 クロノたちが無事に転送された後、ゴローとジキルの戦闘が開始します。

ゴローの“開眼”“逆再生(リバース)”は、ゴローの意識を20秒後にタイムスリップさせ、未来を見ながら時間を逆向きに動ける能力。

周りの人間からはゴローの動きが逆再生に見えますが、ゴローからは周りの世界が逆再生で見えます。

“開眼”の中でも最強レベルの能力ですが、精神の消耗が激しいため一度しか使えず、使用後は動けなくなってしまうもろ刃の剣。

ゴローは“逆再生”を使ってジキルの刀を折り、斧で腹を斬り、至近距離で爆弾を爆発させ、廊下まで吹き飛ばします。

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そして、なんとかジキルのタイムマシンを壊そうとしましたが、ハイドの“入替”でハイドとタイムマシンは逃げ、出現したトラックに変形携帯が引かれ壊されてしまいます

右腕を失ったゴローの攻撃は半減し、”3時”を仕留め損ねたのです。

ハイドが“入替”でゴローをハワイ島のキラウエア火山に飛ばす瞬間、ゴローがハイドをつかまえたため、二人とも火山の火口上空に移動してしまいました。

ゴローのその後

巻戻士本部に転送され、置き去りにしたゴローを思い涙に暮れるクロノたちの前に、ゴロー(72)が登場。これまでのいきさつを説明しました。

ゴローとハイドは火山に移動してしまいますが、壊れた変形携帯の最後の機能“鉤縄(グラップリングフック)”で何とか生き延び、ハイドを拘束。

ハイドが病死するまでの15年間を、ゴローはハワイで暮らします。

ハイドの死後、ゴロー(当時57)はトーキョーに戻り、当時25歳のゴローと共に巻戻士本部を作り、ずっと隠し部屋で隠れてこの時代のゴローのサポートをしていたのです。

ハイドは最期までクロックハンズの情報は吐きませんでしたが、チャイヌに伝言を残していました。

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実は、ハイドは1991年のイギリスでマジシャン(手品師)をしていた時に、脱出マジックでの事故死を止めに来た巻戻士に遭遇。

巻戻士たちが本部に帰るために転送する瞬間にハイドが彼らの身体に触れてしまい、転送定員オーバーで転送に不具合が生じ、ハイドはそこからさらに25年前の1966年に飛ばされてしまったのです。

元の時代に帰る方法を探しながらも、その時代に順応したハイドはパートナーとの間に子どもを授かります。

しかし、彼のパートナーは彼の母親で、生まれた子どもはハイド自身

ハイドはチャイヌと同じタイムパラドックスで生まれた人間だったのです。

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思いつめたハイドが、多くの犠牲を出し、自分である赤ん坊を殺しかけたところに、クロックハンズ“1時”が現れます。

タイムマシンのせいで不幸になった人間を救い、この世からタイムマシンをなくす。クロックハンズの主張に賛同したハイドはクロックハンズに入り、平等な世界を求め活動した先で、チャイヌを養育することになったのです。

チャイヌを巻戻士のスパイとして育て上げるよう指示されたハイドは、彼女に「ぼくらは生まれてはいけなかった存在だ」「タイムマシンをなくせば、ぼくらは生まれなかったことになれるんだよ」と話すつもりでしたが、

真実を告げられ絶望する幼いチャイヌに、ハイドは「ぼくはこれからもずっときみの家族だ。絶対にひとりぼっちにはしないよ!!」と、一晩中抱きしめながら泣いたのです。

ハイドは、「いっしょにタイムマシンをなくして消えよう」と言えなかった。ハイドはチャイヌを愛してしまったのです。

伝言は最後に、謝罪の言葉で締めくくられていました。

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チャイヌの処分

事件解決まで先延ばしにされていた、チャイヌの処分

多くの巻戻士たちを危険に晒した彼女に、巻戻士たちは刃を向けますが、チャイヌはその中に進み出て頭を下げ、今までのことを白状し、もう一度巻戻士の仲間に入れてほしいと懇願します。

それでも拒絶され、武器を構えられる中、チャネエたち他人格に“変換”して逃げるよう説得されてもチャイヌは逃げることも“変換”も拒否し、「みんなになんて言われようと巻戻士をつづけます!! わたしがやりたいから!!!」と宣言

チャイヌは、今までのしがらみから自由になり、自分の意思で生きることを決めたのでした。

 

『運命の巻戻士』スパイ任務編の解説(3/3)まとめ

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『運命の巻戻士』スパイ任務編の結末、いかがだったでしょうか。

クロックハンズ“3時”の能力も、クロノの“開眼”“複製”の能力も少々複雑で、一度では理解しきれなかった方もいたのではないでしょうか。

それだけでは終わらず、実は“3時”ハイドが二重人格で、もう一つの人格ジキルは別の能力を使うし、

ゴロー隊長と能力対決のようになり、ますます複雑さに拍車がかかりました。

ゴロー隊長の言動も、気になるところがありますが、恐らくそれは新章『巻戻士黎明編』に絡んでくるのでしょう。

続きがさらに気になります!

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